広報かつら No.332 1998(平成10)年 1月
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新年あけましておめでとうございます。 平成10年新春を迎えられ、村民の皆様 方の御健勝と御多幸を心より御祈念申し 上げます。 昨年の日本経済は、景気回復の基調は かたまり、ゆるやかに上向くとされてい ましたが、年後半には金融・証券界の信 用低下によって円安、株価の乱高下等が 惹起され、バブル崩壊の後遺症はまだま だ棍が深く、先行き不透明感が強くなっ てきた昨今であります。財政改革も成立 し、省庁再編も進められ懸案の在宅看護 を主にした介護制度も平成12年より実施 されることになりました。 国の平成10年度予算は、対前年比7% の抑制、県におきましても対前年比15% の抑制を打ち出してきた状況であります。 本村においても今までになくきびしい 予算編成となりますが、継続事業として 長藤 村 桂森 大 進めていく社会資本の整備は進めていか ねばならないと考えております。 県住宅僕給公社による高板台の分譲も 3月に予定され、景気の動向にも影響さ れますが、順調に進捗するものと期待を しております。特定環境公共下水道事業 も昨年末、終末処理場が完成し、平成10 年4月を目途に一部供用開始ができる様、 事業を進め、併せて管渠の埋設工事を進 めてまいります。又、北方二日同久地区の 農業集落排水整備事業も昨年末、終末処 理場の建設にとりかかり、2年継続事業 で行われ、管渠埋設工事も90%完成し、 平成11年供用開始をめざしてとり組んで まいります。上水道につきましても、平 成8年事業変更計画の認可を受け、平成 9年より沢山・坪線のバイパス工事を実 施し、併せて沢山・岩船地区の石綿管の 敷設替を年次計画で行なってまいります。 これら事業の推進をはかるため、受益 者の皆様にも一部負担をお願いし、水道 使用料を増額することとし、去る12月定 例議会で議決されたところであけます。 受益者の皆様の特段の御理解と御協力を お願い申し上げます。これらの事業と併 せ、本年もひき続き社会資本の充実を基 調として諸施策を推進し、「うるおいのあ る村づくり」を進めてまいります。 本年も役場職員一体となり、より一層 の努力を重ねてまいりますので、村民の 皆様方の御支援、御協力をお願い申し上 げ、新年のあいさつといたします。 税金は しあわせ運ぶ 明日の道 程中2年 矢次 寛 (2)
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