広報かつら No.319 1996(平成8)年 12月
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①室内を暖めすぎないように注意してい ますか? 暖房温度を二二〜二四℃と高めにしが ちですが、適温は二〇〜二二℃くらいで す。 ②部屋の温度は保たれていますか? カーテンを厚手にしたりカーペットを 敷いたりするなど、部屋の温度を保つ工 夫が大事です。 ③人数や部屋の大きさに合った暖房機器 を使っていますか? ④暖房機器をきちんと掃除していますか? エアコンやファンヒーターのフィルター、 石油・ガスストー㌧フの空気穴がつまると エネルギー効率が低下します。二週間に 一度は暖房器目一ハの掃除を。 ⑤電気こたつにはカーペットなどを併用 していますか? ⑥照明器具を省エネ型蛍光ラン プや電球型蛍光灯に取り替えて いますか? 電球型蛍光灯は同じ明るさの 白執芸屯球に比べ、寿命は六倍、 消費毒力は三分の一。 ⑦シャワーを流しっ放しにして いませんか? シャワIのお湯を一分間流しっ 放しにすると、全国の家庭で年 間約八〇万キロリットル (原油 換算) のムダ。このエネルギー で東京ドーム百九十一杯分のお 風呂が沸かせます。 ⑧外出時や就寝時などには、電 十二月一日は「省エネ総点検の日」 いよいよ冬本番。こたつやストーブ、エアコンなどの暖房 器具が大活躍のこの季節、電気やガス、灯油などエネルギー の消費も多くなります。そんな時期だから、特に省エネを 心掛けたいものです。あなたは上手に省エネルギーしてま すか?次の項目であなたの家庭の省エネ度をチェックして みましょう。 〈あなたの省エネ度〉 ●YESの数が10~9:あなたは自分 のことだけではなく社会全体のことも 考えている人。地球の環境問題やエネ ルギー問題にも敏感ですね。これから は、あなたの周りの人にも省エネの輪 を広げましょう。 ●YESの数が6~8:上手に省エネ しています。もうひと工夫すれば、もっ と省エネできますよ。 ●YESの数が3~5:省エネの意識 はあっても、実行力が問題です。ちょっ としたことが省エネになるのですから、 それを習慣にするように努力しましょ う。 ●YESの数が0~2:省エネに対す る意識が少し薄いようです。エネルギー はあなただけのものではないのです。もっ と大事に使いましょう。早速、今日から 右の項目の実践を。 気製品の主電源を切っていますか? 電気製品はリモコンでスイッチを切っ ても電力を消費しています。長時間使わ ないときや長期間蒙を離れるとき、シー ズンオフなどでは、主電源を切り、プラ グをコンセントから抜いておきましょう。 ⑨住宅には断熱材を使っていますか? 断熱材を使用すると冷暖房エネルギー は三割〜五割節約できます。新築や増改 築で断熱材を入れる工事には、住宅金融 公庫の割増貸し付けを受けられる場合も あります。 ⑩太陽熱をうまく取り入れていますか? 天気のよい日は、太陽熱をうまく利用 するのも省エネのコツです。 12月は交通事故死者数が最も多い時期 年末の交通事故防止 ゆとりをもった運転と安全最優先の歩行を心掛けましょう 今年もあとわずか。社会全体 が慌ただしく動く年末は車や人 の流れがふだんより多く、交通 事故も発生しやすくなります。 平成七年の全国の月別交通事故 死者数をみると、十〜十二月が 一か月当たり千人を超えており、 特に十二月は一年のうちで最も 多い千七十四人でした。先を急 ぐあまり、ドライバーは無理な 追越しやスピードの出し過ぎを、 歩行者は信号無視や無理な横断 をしがちです。ゆとりをもった 運転と安全最優先の歩行を心掛 けましょう。 (ドライバーの注意点) ●時間的にも精神的にもゆとり のある運転を心掛ける…仕事 の関係などで時間的、精神的 に焦りがあるときはど事故は 発生しやすいもの。スピード は控えめにし、車線を守り、 また車間距離も十分にとって 運転しましょう。ゆとりがな いときは、逆に運転を控える くらいの心構えでいましょう。 ●シートベルトを必ずしめる… 統計によると、乗車中の事故 で死亡した人のうち約七割は シートベルトを着用していま せんでした。そのうちの約四 割の人が、シートベルトをし めていれば助かったと考えら れています。ドライバーはも ちろん、車に乗った全員が正 しく着用しましょう。 ●たとえ少量でも、お酒を飲ん だら絶対に運転しない…年末 はクリスマスや忘年会などお 酒を飲む機会が多くなります。 「少しのお酒なら大丈夫」 と 考えること自体、すでに正し い判断能力を失っている証拠 です。 (歩行者の注意点) ●道路を横断するときは、遠回 りでも必ず横断歩道や歩道橋 を渡る…横断歩道のないとこ ろでの飛び出しや車の直前、 直後の横断は非常に危険です。 たとえ急いでいても、安全を 最優先しましょう。 ●横断歩道を渡るときでも、左 右の安全を確認する…横断中 でも安全を確かめながら渡り ましょう。 ●お酒を飲んでいても、道路を 歩くときは気持ちを引き締め て…酔っぱらって道路をフラ フラ歩くことは非常に危険で す。お酒を飲んで外出する場 合は特に、車の動きに注意し ましょう。 7

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