広報かつら No.310 1996(平成8)年 2月
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庭教育学級、保育所幼児教育学級合同 講演会)、2月10日には、種村中央公 民館(商工会青年部、常北・桂・御前 山・七会合同講演会)と2過続けて、 茨城県相撲連盟理事長、水戸市体育協 会理事長の尾曽正人氏(大相撲武双山 の父親) が、「武双山生いたちの記」 のテーマでの講演会が開催されました。 相撲は、目方(体重) と力(筋肉、 ●● パワー)、スピード、柔軟性に努力が ふかけつ. 不可欠の条件との持論を持つ尾曽さん は、相撲に関しては決して妥協できな く、相撲をしたいとの息子に小学生の ときから、他の父親には考えられない 徹底的な”すもう付け“の指導をされ たようです。父親の指導に何の不満も 言わず、言いたいことは沢山あるだろ うががまんし、次いてきた息子に、 「子僕のため、」「子供のため、」と自分 じもんじとうかっとう に言い聞かせる自問自答、葛藤の連続 だったようです。早朝きつい練習をす るため、友達と一緒に登校することは 一度もなく、いつも一人おくれて登校 する後姿を影ながら見送り続けており、 決して遅刻しようが串での送りはしな かった辛さを心に、高校生のときには 現在活躍されている武双山の基礎となっ た身長181Ⅷ、体重132kgの堂々の体を作 りあげました。成長していく息子が大 学2年の時にプロの世界でやらせたい、 ′し と思うように始めてなった父、正人さ んは、今でも武双山の相撲を前から見 たことがない (テレビ中継は別) そう です。それは、登校する後婆、当時の いわゆる背中から後押しをして支えて いる父親の姿だと、考えられます。 「負けて覚える相撲かな」 「また一番 負けて覚える相撲かな」 武双山にとって、今後の相撲人生がもっ と苦しいものになるだろう、詑の父親 の顔を見せながら、相撲道に携わる人 生観を押して、引いてのお話しをされ ました。 一力いっぱいに歯切れよく話す 尾曽正人さん 至桂村 新石塚地方転院 つ23琶 ( 「住んでみたい、住んで良かった、住 んでいて長かったといえる町」 の常北 町と、「豊かな自然の中で 活力と うるおいに満ちた公園都市のむら」 の 桂村の一部(旧坪村・旧岩船村)を区 内面積とする石塚郵便局(北島千里局 長) が、このほど国道123号線沿いの石 塚大堀剋番3 (水戸方面に向かって石 塚小学校左手前) に局舎新築移転、業 務を開始いたしました。 永い歴史をもつ石塚郵便局は、明治 7年12月石塚詳逓局が設置され郵便事 務の取扱いを開始して以来、明治19年 3月三等郵便局となり、大正15年7月 石塚1429番地に局舎新築移転、その後昭 和16年2月特定郵便局と呼称され、昭 和22年4月石塚町大火で類焼、同年 6,S 票(萱垂) 至石岡■水戸インター ◆郵便・貯金・保険・総務に関するお 問い合わせは、 ℡029〜288〜2345 9月新築、昭和39年8月局舎新築(旧 局舎)、昭和52年10月局舎一部増築を 経て、敷地面積一三〇一、九三ばに鉄 筋コンクリート造2階建一部平家 (本 館」ハ六四、二三空 のお客さまに親し まれる憩いの場、新石塚郵便局が完成 したものです。 ○(7)00広報かつら 2・3月号○

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