広報かつら No.302 1995(平成7)年 5月
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囲 視察地の地場産業・特産物等を見開して、桂村にできるこ とはないか、今後に役立てることはないかと思い研修に参加 した。研修したことを生かし、桂村が住みよい村になるよう に少しでも役立ちたい。 ㈲ 村民が地域づくりにどう対処していくべきか、村民の立場 から他町村を視察して、行政と住民とのかかわりを学んだ。 囲 五日間の視察研修により感じたことは、観光施設の増加と PRの充実、そして高齢者の生産活動センター・農産物の加 工施設の新設などにより特産品作り・販売を考えたい。 拇 今回の研修視察で他町村の実態をつぶさに見聞し、実り多 く視野を広めることができ、又一村民としての認識を深める ことができた。 ㈹ 研修視察した三町村とも過疎地であるため「わかもの定住」 ということが課題であり、桂村も同じではないかと思う。 囲 視察した三町村とも、高齢者生きがいと、わかもの定住が 共通の悩みだったQ桂村の活性化を図るために、一人でも多 くの若者が定住できる対策を考える時ではないかと思う。 ㈹ 桂村でも一人でも多くの若者の定住に力を入れ、人口増加 を図り、立派な農業後継者ができるようにしたい。 四 各町村とも、地域の産業振興のため、行政が涙ぐましい努 力と実践には感心させられた。 肖 桂村よりはなれ、他町村を視察し、本村を違った日で見ら れた事は良い研修になった。 肖 各町村共心よく歓迎してくれ、資料を用意してもらい説明 を受けた。その後、質疑応答が熱心に行なわれ良い研修にな った。桂村のこの事業が今後も継続することを願っている。 ㈲ 三町村共それぞれ違った特色を大切にし、自分の町村に自 信を持って何かを発見し、住民すべてが住みよくするために 努力していかなければならないことを痛感した。 田 地域の特性を生かした産業の振興・施設の設置を考えてい くことの大切さを教えさせられた。 ▲第4次(平成6年度)人材育成事業参加者の方々 自活し切大根の如我が心あり たしと希ふひと日なりとも 佐川 あや なす術の無く火の勢ふ震災を たゞ驚きてテレビ見るのみ 杉山みち子 鶴も食むを躇ふか寺庭に一き わ朱く柿の実の照る 宮本ふみ江 陽が当り空気活しき広き地に 耕すよろこび持ちて日々生く 山形 式妙 訪ひ行くに留守の家多くいづ くにも切干大根は軒に乾けり 渡辺千妙子 、つち 倒壊せる屋根より内部をのぞ さが き込む髪長き少女は人探すら し 線引 栄子 見下しの田は広々と春を待つ 吾が山里に陽はあまなくて 青柳 京子 息子と孫と五人増えたる正月 は餅焼きに忙し賑やかなる朝 石井きぬ子 娘の部屋に活けある花の花び らに明るく冬の陽が溢れゐる 大森 久子 生きてゐることが幸せと仮す る被災者に団欒の廻る日は何 時 高塀よしの ○広報かつら 5月号○÷(6)●
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