広報かつら No.302 1995(平成7)年 5月
13/14
金△△△△△△金 出払の晶る舌と・てニミニ=斗 私のふるさと千葉市は第二 のふるさとです。 私は横浜生れで伊勢佐木町 に住んでいましたが十四オの 時、母の生家が千葉市の農家 でしたので戦争中疎開をしま した。 昭和十九年に移り住んだ頃 の千葉は何処を見ても田畑ば かりでした。女学校に通う頃 の千葉の駅は小さかったので すが、今では大きな駅になっ て廻りはビルばかり、又、モ ノレールが千葉市内を走り地 下鉄も出来、本当に都会とま ったくおなじです。 海岸は埋め立てられ、右も 左もビルとマンションばかり になって、昔海水浴や潮干狩 などに行った頃の面影はまっ たくありません。 千葉市も西へ西へと発展し 近代化されてきて日を見はる ばかりです。 黒沢 友子さん (下叩・下舟渡在住) 長女が小学校に入学する時 には、夫の茨城の実家に帰ろ うとふるさとを経れ、早十年 目になります。 私のふるさとは千葉県船橋 市。船橋市といっても道路を はさんで習志野市、千葉市と 三つの市が入り込んだ所です。 廻りは学校が多く、日本大学、 順天堂大学、束邦大学、高校 と学生街の町で、JRの駅、 バス停はいつも学生であふれ ています。住宅は隣接してい て、駐車場も一家に一台分確 保するのがやっと。ほとんど の交通機関は、車も利用しま すがバスか電車です。車で20 分ぐらいの所に幕張メッセ、 私も桂村に釆て三十余年に なり、街場の生活から、どっ ぶり村の生活にひたっている ′-\ 毎日です。これからも明るい 桂村に定住して良かったと思 う様な村作りを期待します。 少し足を伸ばすとディズニー ランド、マザー牧場などが有 名です。千葉の特産物といえ ば落花生。あちこちに専門店 が多く見られます。 私が育った頃は、京葉道路 沿いに海があり、今はありま せんが谷津遊園地、船橋ヘル スセンターの近辺で潮干狩や、 はぜ釣をしたのを覚えていま す。今は海がはるかかなたで 見わたす限り、団地と工場地 帯に変わってしまいました。 最近は増々潅が遠のき、ビル が建ち並び緑がへりつつある ふるさとです。 桂村に釆て一番の印象と感 動は、空気がおいしい。白山 古川八重子さん (阿波山・堀の内西在住) の紅葉。うぐいすのさえずり。 そして生まれて始めてホタル の飛びかうのを見た事です。 この緑多き環境の中で子供達 が育っていける事は、とても すばらしい事だと思っていま す。最近の桂村の発展は、道 路整備、住宅建設と、目覚し いものがあります。子供達が 大人になっても、生まれた故 郷「種村」 の移り変わりや、 発展した現況に加え、自然の 美しさなど、自慢のできる事 が多くあることを願っていま す。 ○㈹ペヰ広報かつら 5月号●
元のページ