広報かつら No.301 1995(平成7)年 4月
10/14

いきがいのある人生を送る ため、だれもが自分の自発的 な意志に基づいて、自分に適 した手段や方法で継続的に行 う活動(学習) のために策定 された桂村生涯学習推進大綱。 各戸に配布きれました〃まな ぶ君の探検″ の冊子等のよう に各種学習の機会が数多く設 けられています。更に、桂村 の生涯学習推進のため「マス コット」や「キャッチフレーズL を住民の皆さんから応募して いただき、このほど決定し発 表されました。最優秀作の表 彰を兼ね、平成6年度 種村 生涯学習推進大会が、3月5 日㈲水戸教育事務所生涯学習 課長等閑係者多数の出席をい ただき桂村中央公民館大ホー ルで盛会に行われました。 又、当日午後から生涯学習 講演会に、オートバイ大好き 人間、〝あのねのね〞の芸名 で芸能界デビュー。現在テレ ◎キャッチフレーズ(愛称) 最優秀賞 葉杉山三千雄さん ㊨がやき (ひながり ⑦ッキーライフ ビエフジオ番組の司会やゲス トコメンテーター、更には執 筆活動等に巾広〈活躍、私生 活でもアウトドアスポーツを 積極的に楽しんでいるスポー ツマン、清水国明さんを講師 に迎え「イキイキ生活者重言 /人生こんな生き方もある」 との演題で講演がありました。 アウトドア派の活動家 御前山付近の河原に家族で、 度々キャンプをするという清 水さんは一度離婚の経験があ ります。離婚後、人を見た目だ けで決めつけてはいけない。 見た目をかえれば(角度)違う 発見ができたであろう、と大 きな反省にたち、別れた妻よ ′l\ から家族が幸せでなければ、 評価は得られない世界である り教えられた (前妻はその後 病死)生き生きと、にぎやか に、笑い声、笑顔のある健康 な家庭を求めたようです。(清 水さんは仕事柄家に戻ると、 静かにしていたいし、会話も わずらわしくなっていたよう です) タレント活動のほか、オー トバイ大好き人間で、オート バイの本当の楽しみ方や現実 的な安全運転普及活動を積極 的に推進しており、自ら主演 ・監督し二斡の交通安全を願 う耐久レース・チャレンジド キュメント等を製作していま す。その体験からスピードを 裔う今日を、あくせくしてい る今日を、スピードをゆるめ るべきだと思うと述べていま す。なぜなら、大切なものが 見えてこないのでは、ゆるや かさからまわりの景色を観察 することができる。情報志向 により〝もっともっと〞という 現代痛より、ゆっくりと将来 の自分の人生を味ってはいか がでしょうか。と訴えました。 始めて生まれた子を手にした 重さ・感動を忘れてはいけない 芸能人というものは、世間 再婚後、子供が生れたときか ら生き方をかえた、といいま す。子育てに真剣になった。 現在の文明社会は〝母の土 俵〞になっており、父親らし く振る舞える場所はどこか、 と考えたとき家族一緒が自然 の中にいるのが夢だったこと もあり、外での活動が得意だ った清水さんが取り入れた行 動がアウトドア。便利すぎる、 快適すぎる現在の生活は、〝温 室〞。子供に対して決して親 心にならない、自然に戻した い、との考え方によるもので す。 誰のための人生か、誰の目 を気にして生きるのか、タレ ント生活のなかから、日頃の 前向きな考えや行動を、にぎ やかに、とぎれることなく、 話が進み、聴衆者も休むひま なく飽きることなく住ごした 時間でした。 前向きにと…ボンポ を言い尽す清水国明さん お 佐川 あや 会席の料理は大方手作りにて ・つたげり 年を忘る、宴賑はし 杉山みち子 幾歳か経たるゝ後も苔提寺の み堂に残る己が足あと 宮本ふみ江 初元旦に娘夫婦が氏神と墓と ▲ゎした に詣でたり清しき朝 山形 式妙 我が裡の汚れを清めゆくごとく ガラス戸を磨く暮れのひと日を 渡辺千妙子 ほどこしを受け生かされて死を 待つとガンジス河畔の老人の群 (ガンジス河岸のテレビ) 線引 栄子 白鳥は飛躍し始む構へゐたる カメラのシャッター一斉に鳴る 富徳沼にて) 青柳 京子 如来像ほほゑまれるる寺の中 献歌祝ひ和やかに終ふ 石井きぬ子 枕辺をとほる冷たき風ありて 真夜に日覚むるこの古き家は 大森 久子 かつら文芸 追憶の人々の言葉のごとく 聴く窓打つ夜半の枯葉の書を 高堀よしの ひ 幾 留三枚 め か て 残 年 る 替に過ぎし日の想 の瀬を待つ ●広報かつら 4月号●÷q¢●

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です