広報かつら No.297 1994(平成6)年 12月
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本県の高齢者(六五歳以上) の交通事故は、本年に入り、 死者数が初めて青少年を上回 るなど、増加傾向が著しい状 況にあります。 このため、県交通対策協議 会(会長…知事) では、高齢 者の交通安全のシンボルマー クとして「高齢者交通安全マー ク」を制定し、このマークの 活用・普及啓発を図り、高齢 者の交通安全対策を実施して います。 一、マークの活用 高齢者自身や一般ドライバー の安全運転意識の高揚を図る ため、このマークを使用した 反射材製マークを作成し、高 高齢者交通安全マークについて マークのデザイン 齢者の運転免許更新時や老人 クラブの会合時などに配布し ます。 このため、県民の皆様には次 のことについてお願いします。 ①高齢者の方は、この反射材 製シールを受け取られたら、 必ず自分の自動車や自転車 等に貼り、安全運転を心が けて下さい。 ②一般ドライバーの方は、こ のマークのある車両等を見 かけたら、特に気配りのあ る運転を心がけて下さい。 詳しくは、県生活文化課交 通安全対策室(電話〇二九二・ 二四・六五〇〇) へおたずね 下さい。 茨城県交通対策協議会 ■■W■■、‾‘■、‾■■h‾■■、■■■、■■■、■■■ヽ■■■、一 一l 「あらまきさけ」は、 さけ 荒巻鮭または新巻鮭と書 ぅます。荒巻という言葉 が使われるようになった のは、荒縄で鮭を巻いて おいたからだといわれて います。しかし最近では、 新巻鮭と書いて売ってい る店が多いようです。 内臓をとって甘塩にし、香 りと味わいが塩鮭などよりも いいのが特徴です。健康のた めの減塩の普及、輸送方法の 進歩、冷蔵庫の普及からでし ょうか、昔のような塩辛い鮭 は、あまり見かけません。 ちょつと古い歳時記を見て みたら、「近ごろは鮭は少なく なった……」 とありました。 しかし、最近は稚魚の放流技 暮れになると、市場やデパ ートなどは歳末商品を買い求 める人でにぎわいます。こう した売り場などでは、おせち 料理の材料や松飾りなどとと もに、「あらまきさけ」が出回 ります。 えられるように、みんなで協 力したいものですね。 術が進み、回帰率が四%くら いに上ったりてっです。 さて、新巻鮭を年末に買い、 お正月に食べるところは、東 日本に多いようです。西日本 のほうでは、ブリ、カツオ、 サパなどでお正月を祝うとこ ろもあります。お正月のもち も丸もち、切りもちなど地方 によって違います。魚も、同 じような特色があるようです。 あなたのお宅は鮭ですか、 ほかの魚ですか。 歳末には、援助を必要 としている人々もいます。 十二月は、「歳末たすけあ い運動」が行われます。 こうした人たちや、その 家族が明るいお正月を迎 繁広報かつら12月号嵩嘉(2)茶
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