広報かつら No.293 1994(平成6)年 8月
3/12

茨城県住宅供給公社理事長 (人見贅徳・代理河田幸一 起工祝賀会で、大森藤和桂 村長は、 「平成元年に県知事を囲んで の行政懇談会の席上、桂村へ 住宅団地の計画を強く地域の 要望として申し上げました。 その後、県関係並びに住宅供 給公社のご配慮とご箱導を賜 わり、起工式を迎えましたこ 河田幸一茨城県住宅供給公社副理事長、J ( とは桂村にとりまして大変な 喜びであります。約15hの敷 地面積の用地取得につきまし ても、地権者のご協力とご支 援をいただき心より感謝申し 上げます。農振法等各個別法 の各種問題も村としてクリア して整えてまいりました。 桂たかね台という名称につ きましても〝たかね″という 地名を将来にわたり残したい、 という地元の熱望によるもの で決められました。 桂村で一番早く〝太陽〞を 拝むことのできる景勝の地に 造成する住宅団地の早期完成 が待たれるもので、合わせて 国道50号、潰号、118号の肋骨 道路的な広域農道(住宅団地 の側を通る) の早期完成を見 桂村住宅開発促進協議会の 委員の皆様始め、地権者の皆 様の特別のご協力をいただき 起工式を迎、えられましたこと 心から深く感謝申し上げます。 地元住民の方々と、村行政が 一体となり推進された賜もの と思われます。 桂村の自然豊かな環境の良 きを充分に生かして、特色の ある団地づくりに取り組み、 るよう努力をしていきたい。 菜園付住宅も可能な自然型 宅地等バラエティに富んだ新 しい街づくり、ふるさと団地 が公社の協力で進められます ことは、過疎地域より脱却す る活性化につながる唯lの条 件になるものと確信していま す。事業の推進にあたり今後 とも、住宅供給公社並びに県 関係のあたたかいご配慮とご 指導を賜わらなければならな いと、考えていますのでよろ しくお願い申し上げますノ と、暑い中ご参集された関 係者の方々にお礼と感謝の言 葉を述べられました。 また、来賓の方々から次の ような祝辞がありました。 一日も早く完成させて、地域 発展のために、また関係者の ご期待にそうことが、私達、 住宅供給公社の使合であると 認識しているところです。 この団地建設のため、関係 者各位のさらなるご協力を心 からお願い申し上げます。 (祝辞主旨記載) ( 一九九六年度分譲開始 事業着工の運びとなった「桂たかね台住宅団地Lは、 ▼地域勤労者の定住する街づくり ▼周辺の村落景観と調和する街づくり ▼利便性の高い住宅地 ▼景観に配慮した街づくり 等が整備方針であり、購買施設や児童公園、集会所のほか、 コミュニティー道路(歩車共有道路)、ポケットパーク、展 望広場などが配置され平成8年度分譲が開始されます。 分譲宅地数は〓百七戸(予定) 標準宅地(調が)が盲六十五戸、高規格宅地(相加)八戸、 自然型宅地(486鯉)十九戸、山林付宅地(平坦部仰が・山林 部421鯉)十四戸でいずれも自然地形を生かした住宅景観に配 慮して区割されています。 l l l l 御前山県立自然公園や特産品直売センター「かつら」周辺 の那珂川河川敷一帯、大桂大穂河川敷一帯、キャンプ場「う ぐいすの里」一帯は、アウトドア派のレジャー客でにぎわい を見せています。これらの拠点地区を自然体験型観光リゾー ト地として整備を進めている桂村にとって、自然型住宅と一 般型住宅を共有させたユニークな住宅地開発は特色ある地域 の形成といえます。 都市的集積の魅力とは異った豊かな自然環境等を背景とし た、田園的魅力が見直されている今日、本村はこうした魅力 を兼ね備えた地域であります。都市にほないゆとりと活力に 満ちた居住の場として、静かな環境、広々とした空間があり、 明るく楽しい時間を過ごすことのできる地域、さらには、子 供たちに都会ではない生き甲斐を与える地域として、また、 UlIターンを考えている方々の定住の場としてとらえてい ただけるものと考えます。 耗(引諌髄広報かつら 8月号軍

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です