広報かつら No.292 1994(平成6)年 7月
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▼新しい知識や蔵術を身につ けたい ▼何か趣味を見つけたい ▼スポーツを楽しみたい ▼ボランティアをしてみたい ▼健康的な毎日を過ごしたい ▼もっと専門的な勉強をして みたい ▼いきがいのある人生を送り 地域社会の中でいきいきと 豊かに生活していくために、 皆さん 学び、活動できるよう「種村 生涯学習推進計画Lが策定さ れました。 (生涯学習推進室…教育委員会) 村民のだれもが 参加できる生涯学習を 平成4年11月24日〜12月8 日20歳以上の男女一、二五〇名 (男女別・年齢層別・地域別 考慮) の方々を対象に、「生涯 学習に関する実感調査」を行 いましたところ、 ▼この一年くらいに「継続し て何かを学んだり、趣味やス ポーツ活動をしたことがある」 と、答えた人は、全体の44% でやや低い。しかし、「今後何 かを学んだり、趣味やスポー ツ活動を楽しみたい」 と、答 えた人は、全体の77%で高い 割合を占めています。 また、「生涯学習が必要であ る」と答えた人も全体の74% を占めていることから、桂村 においても多くの人が 「生涯 学習が必要である」と意識し ていることが分かりました。▲ これらの実態、意欲、関心 を「桂村における生涯学習の あり方とその推進についての 提言」と、とらえ地域の実態 や特色を踏ま、え、村民一人ひ とりが生き生きと楽しく学ぶ ことができるように、生涯学 習の堆進体制を総合的に整備 する必要性から、役場庁内、 村議会全員協議会、教育委員 会、社会教育委員会・公民館運 営審議会において「桂村生涯 学習推進大綱についての説明 と質疑を繰り返し、施策につ ノl11 いて審議を重ねてまいりまし た。 生涯学習社会の実現に向け た「種村生涯学習推進計画」 のなかで、 地域とそこに住む人とが、 互いに育て合い、育ち合うこ とが生涯学習の理想的な姿で ありますので、住民の皆さん の「どこまでも知りたい」と いう動機や、主体性の獲得を 生涯学習の根源とし、一人ひ とりの意見を尊重することを 大切にしたいこと、そして、 「いつでも・どこでも・だれ でも・なんでも・学びたいこ とを学びたい手段で学ぶこと」 であるとの基本的な考え方か ら、次の5つの施策を推進し ています。 推進すべき5つの施策 ①生涯学習推進体制の総合的整備 ②学習機会の提供 ⑧学習情報の提供と学習相談 ④指導者の養成と確保 ⑤生涯学習の拠点づくり 琵M 人間、生きていること自体 生涯学習と思われますし、泣 いて、悲⊥んで、喜んで、笑 って、怒って、人を好きにな り、運動して、土や緑とふれ あう人生そのものが言葉で表 わす生涯学習と、いえます。 朝少し早く起きて体操やジョ ギングしたり、盆栽の手入れ をしたり、自由時間を利用し て読書やゲートボールをした りして、多くの方々が生涯学 習を実践しています。 生涯学習とは、自己の充実 や生活の向上を目指し、趣味・ スポーツレクレェーション・ 特技・教養などあらゆる分野 において、いつでも・どこで も・だれもが自分の自発的な 意志に基づいて、自分に適し た手段や方法で継続的に行う 活動(学習) です。 村民主体の行政を 創り出すことに つながります 人と人との出会い、心のふ れあいを通して、人から学び、 ノt 生涯学習は、決して 特別なことではありません 地域から学び、生涯を楽しく 豊かに生きること。つまり、 「生きている実感を味わうこ と」なのです。 結果的にほ、人づくり・地 域づくり・住み良い桂村づく りをすることになります。 ■互いに教え合い学び合う 生涯学習 (写真は中学生を対象にした 礼法教室) 光広報かつら 7月号※諾(4)業

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