広報かつら No.292 1994(平成6)年 7月
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将来を見据えた経線・直療・福祉 の連携ほよる総合的な高齢者対策 ◆桂村老人保健福祉計画を策定◆ 4人に1人が65歳以上 の超高齢社会 わが国の高齢者人口が、諸 外国にも例を見ない速さで進 んでいます。21世紀初頭には、 国民の4人に1人が65歳以上 という『超高齢社会』の到来 が予測されています。 桂村においても、平成4年 8月の高齢者人口比率は22・4% と、全国、県平均をはるかに 上回っており、平成12年(西 暦二千年) には65歳以上の高 齢者が総人口に占める割合は 鋸%に達すると予測されてい ます。 心も休も健康に過ごすこと は、だれもが望むことであり 住みなれた地域で、住みなれ た家で、生きがいのある生活 が送れるように支援すること を目標にした、『桂村老人保健 福祉計画』 がスタートしまし た。 この計画は、平成6年度か らu年度までの6年間にわた るものです。 今回、この『桂村老人保健 福祉計画』について、その概 要を紹介します。 種村老人保健福祉計画 本計画は、平成2年に策定 されました 「高齢者保健福祉 推進10カ年戦略(ゴールドプ ラン)」を受け、平成4年度に 行った高齢者基礎調査におけ るデータ(現状や要望などの 把握)をもとに策定したもの で、高齢者保健福祉サービス を、住民、行政、保健、福祉、 医療機関等が一体となり就労 等にも配慮した総合的な内容 また、高齢者単独世帯、高 齢者夫婦世帯、高齢者同居世 帯数についてもさらに増加す ることが予想されるなか、核 家族化の進展、女性の社会進 出などで、高齢者を支える家 庭の介護力の低下が続いてい べものと考えられます。 こうした現状を踏まえ高齢 者が健康で、生きがいを持ち 安心して生活のできる社会環 境の整備が急務であり、私た ちの大きな課題となっていま す。この課題解決のため、将 来を見越した計画的な保健・ 医療・福祉の連携による稔合 的な高齢者対策が必要となっ てきました。 9 1 1 ▼ 1 2 3 4 6 となっています。 家族や地域の中でお互いに 助け合って、生活していける よう在宅福祉サービスの充実 を掲げ、なかでも、ホームヘ ルプサービス・デイサービス・ ショートステイ‥、、ドルステイ は在宅福祉サービスの中心を 成すものとして、充実強化に 努めていくことになります。 また、支援強化のための ▼施設の整備 m デイサービスセンター 佃 ショートステイ専用ベット ㈱ 在宅介護支援センター ㈲ 特別養護老人ホーム ㈲ 老人保健施設 ㈲ ケアハウス ∽ 老人訪問者護ステーション ㈲ 保健センター 老人福祉センター 高齢者生活福祉センター 地域福祉センター 公営住宅(シルバーハウジング) 等の設置検討や マンパワーの確保 ホームヘルパー 保健婦 看護婦 栄養士 理学療法士、作業療法士 歯科衛生士 ′l、 S 在宅介護支援センター職員 ㈱ 施設職員 等の増員、確保などの目標 が定められています。 高齢者が必要とするとき、 保健福祉サービスが利用でき ることが最も重要であります ので、保健担当課の保健課、福 祉担当課の住民福祉課、保健 体育担当の教育委員会との連 携、昭和63年に設置された高 齢者サービス調整チームや、 社会福祉協議会、健康づくり 推進協議会、ボランティア団 休等との連携による活動が望 まれるものです。 種村老人保健福祉計画 に関することやサービス の利用方法等についての 詳しいことは、住民福祉 課へ問い合わせください。 ℡89-22--㈹ 内線27・謂 (有放) 304〜03 業広報かつら 7月号業肇(2)賽
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