広報かつら No.289 1994(平成6)年 4月
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未来につなぐ 人生の節目に届出を ▼国民年金は生涯をともにす る、あなた自身の大切なパ ートナーです。 ▼公的年金はあなたのライフ プラン(生活設計)を支え ます。 ▼確実な納付と手続きガあな たの未来を守ります。 轟衛だけ撃害 お互いで垂心■を 支えあう制度です ☆年金は、あなたの 大切な権利です ▼おとうさん 「ミュキも高校のとき習った と思うけど、扶養の義務って いうのが民法(第八七七条) にあったろう! 子供を成人 になるまで育てたり老親の面 倒をみるのは、人間の情とし ても当たり前のことだ。だけ ど、仕事の都合で親と離れて 暮らすことも四六時中子供と 一緒にいられないことも、現 実の生活では十分あるよね。 たとえばここに一家の財布 があって、働いて得た収入が 100円入っていたとするね。 年金制度も学校数育もなか ったら、この100円でなんでも 自前でやって行かなきゃなら ない。でも、考えてみたって、 そんなこと一人の力じゃでき っこないだろう。 だから社会的なシステムが 必要になってくる。家族が生 活するのに60円必要だとして、 あとの40円で税金や社会保険 料を支払うわけだ。 みんなで出し合ったそのお 金で子供たちを教育したり高 齢者に年金を支給することが できる。 つまり、年金制度というの ほ、いわば社会全体の財布で、 自分たちの将来も含めた高齢 世代の生活を、側面から支給 する社会システムってわけだL ▼ミュキ 「なるほど。おとうさんの 話、よくわかる。社会とか義務 とか言われると、なんかウザ ッタイなんて思ってたけど、 私、間違ってたみたい。」 「年金って、けっこうエラ イのね。20歳になったら私も 入らなくちゃL ▼おとうさん 「年金制虚は個人の扶養を 社会的に支えるシステムなん だよ」 オサラの皆さんもF サラリーマン生活にピリオ ドを打ち、自営業や自由業等 に転職した方は、年金の加入 制度が厚生年金から国民年金 へと変わるため手続きが必要 です。 この手続きは本人が国民年 金係で行うことになっていま す。 厚生年金では、会社の担当 者が加入や喪失の手続きを代 わって行ってくれますが、国 民年金の手続きは本人が行わ なければなりません。 また、サラリーマンの夫に 扶養されていた奥さんも、夫 の脱サラにより第三号被保険 ′し 者から第一号被保険者へと種 別が変わるため、種別変更届 を提出することになります。 ご相談ください。 特別児童扶養手当を 受けている方は 障害基礎年金の請求を 特別児童扶養手当を受けて いた方が20歳になると、障害 基礎年金の請求ができます。 20歳になったら早めに請求 してください。 ∇聞合せ 国民年金係 ℡約-2211 長い間 ごくろうさまでした 三氏に感謝状 統計調査月として、職務に 精励し調査統計事業の発展に 大きな貢献をされ、このほど 退職しました。 上 坪 大津通晃さん 高 久 渡辺武徳さん 阿波山 仲田次男さん に、 茨城県統計協会稔栽、茨城県 知事より感謝状が授与されま した。
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