広報かつら No.280 1993(平成5)年 7月
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対象とした「種村地域少年少女 サークル活動」。 このサークル活動は、学校五 日制の導入により児童にゆとり のある生活を享受させることと、 遊び、自然、社会、生活体験な どを通して、小さいころから「社 会参加」の習慣を身につけさせ ることなどを目的に、毎月第二 土曜日に設定、主題を決めて定 期的に活動するものです。 五月八日に開催されたのが、 男子…工作教室。女子…お菓子 作り。約一〇〇人が参加し、地 域のボランティア籍導員の手ほ どきを受けながら男子は糸ノコ、 金づちなどを巧みに使用、又、 かわいいエプロン姿で女子はク ッキーやホットケーキを作りあ げました。 宿動促進委月で工作教室で箱 導に当たった社教指導月大越功 先生は、「それぞれの子供の持 っている特性、個性を見極め、 それを伸ばしてあげたい。また、 それが生涯学習に結び付いてい くようにも蒋導していきたい」 と話され地域住民が積極的に子 ⑳植村地域少年少女サークル活動忽 - 村内探検サイプリンク ー 小学一年生から六年生までを 供を育てていこうとする取り組 みを、更に内容を拡大し活動を 展開しています。 大変好評だった第一回目の工 作やお菓子作りに挑戦……に続 き、六月十二日に実施されたの が「村内探検サイクリング」。 三年生以下の参加者には、保 護者が同じように自転車で参加。 錫高野に集合した参加者七〇 名は、幕末勤皇の女傑 黒沢止 磯子生家前で、活動促進委員(杜 村文化財保護審議会会長)山形 実先生、又、当主の黒沢精一さん から黒沢止磯子の生いたち、生涯 における行動についての勉強会を 行ったあと、証編成し、うぐいす の里をスタートし、こまねぎ峠 から皇都川(巣箱かけ実施) へ、 そして関東の嵐山とも呼ばれる 御前山のふもと、国道一二三号 拾いに昨年五月にオープンし、 新鮮な農産物や山菜などが人気 を呼んでいる「特産品直売セン ターかつら」までの二〇血を、 妊ごとに行動し、お互い助け合 いながらサイクリングの爽快な 気分を味わいました。整備され たサイクリングロードを走るわ ′し けではありませんが、こまねぎ 峠までの山あいの坂道、土砂、 ジャリ道、でこぼこ道を負けず とばかり走り続ける者や、親子 でゆっくりと時には自転車を押 しながら進み、休憩地に全員元 気よく到着。休憩地では、古橋 康夫派遣社数主事からの元気な 掛け声や楽しいゲーム等により、 疲れを忘れ、山の静けさのなか で汗とともにやすらぎを味わっ たことと思います。二〇血を走 り終、え、直売センター前芝広場 でお弁当に舌鼓みする参加者の 満足感、さわやかな笑顔、談笑 する様子から六月のサークル活 動が盛会に展開されたことがう かがえました。 今後、七月バーベキュー、九 月はお年寄りとのふれあい (ゲー トボール大会)等が予定されて いますので多くの方が参加して 楽しい一日を、ゆとりある一日 をお過ごしください。 ※サークル活動についての問合 せは中央公民館まで。 ∵:::: ひかへめに咲ける野性の福寿草 訪ひ来る人を待ちつつ屠るか 佐川 あや 川砂の積載過剰なるダンプカⅠ 違反なれど裏瀞を担ふ 杉山みちこ 熟き湯に朝の陽ざしのまぶしく て 湯塵の中紅梅の見ゆ 宮本ふみ江 わが代に納骨の墓を作り成せば 蔵相の融む安堵したらむ 山形 式妙 摘み残したる菜の花がいっせい に 黄の花咲かせ春深みゆく 渡辺千妙子 田の畔を唱歌うたひつつ行きに けり 独り住まゐの元女教師が 線引 栄子 野仏の辺り辛夷の咲く頃と 風 風止みし麦畑こめて幾筋も 揺 るる糸のごと陽炎のたつ 高堀よしの 学華 や五 の . 冷たき中を出で釆ぬ 青柳 京子 日がほど点滴服薬続けきて うやく高き血圧下がる 石井きぬ子 やげる雛人形に逢ふ春日娘が を かつら文芸 去る日も近し 大森 久子 光広報かつら 7月号業鶏(2)嘉

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