広報かつら No.278 1993(平成5)年 5月
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続いて、平成四年度に実施し ました「ふるさと創生人材育成 るぺしぺ 事集L北海道池田町・留辺薬町 土別市の視察概要報告を参加さ れた方々からの記録より掲載い たします。 ▼視察地雪笛年十言九?十三且 北海道池田町 る ペしぺ 〃 官辺糞町 〃 土別市 ■平成4年度参加者 、ノ ′rl\ ▼視察概要 北海道弟町 池田町は、十勝平野の中央部 東寄りに位置し、地勢は平野中 央部を利別川、西を十勝川が商 流し、地味は肥沃で農耕に適し ている。山岳地帯は、l00mから 最も高い山で洲m程度である。 山ブドウに端を発し、山ブドウ の改良に成功し「池田町ブドウ 酒研究所」を稔事業費6億3千 6百万円を投入し、昭和49年7 月に完成した。こうして十勝ワ 嘗整7肇覿 轟榔 インが誕生し、現在地田町の名 が全国にしられわたった。この 発端は、生姜の変革を目指した 新農村建設で、一村一品運動の 先駆として町財政に大きな豊穣 の息吹をもたらしている。 その他町の特色は町独自の有 線テレビ局があり放送を行って いる。又町づくりは人づくりか らとして行政職貞の能力開発に 力を入れ、海外研修生を送って いる。 馨温潜熱警 官辺薬町は、北海道の東部、 網走庁管内のほぼ中央に位置し、 地形は西南、北は山脈に囲まれ 東西響5血、南北12血にわたっ ており、無加川とサロマベツ川 流域に沿って細長く妬けた町で ある。一時は2万人の人口も亜 麻工場、農薬工場、水銀鉱山の 閉鎖など企業の合理化縮少で急 激な人口の流出をみた。又、農 業離れが相次ぐなど過疎現象が 進み、現在一万一千人を僅かに 超える状況である。 そのような中で留辺葵町は、 森林資源に恵まれており、木材 の町として定着している。更に 需要の安定を図るため間伐材を 活用して商品(家具類)の開発 を行政と住民が一体となって取 ( り組んでおり、町財政に大きな 役割を負っている。 ・北海道土剖市 士別市は、旭川市の北方54血 にあり、地形は平野となだらか な丘陵地帯で、束西軍8加、南 北苧7血で内陸性気候で平均気 温は約7。C、全般的におだやか で夏にかけて全国から一流のス ポーツマンたちが合宿にやって 来る。そんなさわやかな土別市で ある。 士別農園は、6組の夫婦12人 で組織した「農事組合法人」で 農章経営を全面的に共同化し、 その生産形態は複合経営である。 又、利益追求型で生産者から直 接消費者に販売する方法は、我 が村の直売センターに似ている。 しかし、全員が良く気があって 仕事が出来るのには関心した。 全員月給制、しかも平等だそうです。 次に羊の飼育視察、サフォー ク羊飼育農家育成のため飼育技 術の研究を目的として、士別市 サフォーク生産振興協議会が設 立され、イギリスはじめフラン スの風土・産業・文化・芸術等 を視察研究するため、市民22名 によるサフォーク市民ジェット が実施きれ、訪問地との友好交 流が深められた。 なお、平成4年には第3セク ター「羊と雲の丘観光KX」が 設立され、羊飼いの家で営業を 開始した。原毛を染色手紡ぎの 技術講習し「くるるん会」を組 織し、立派な製品づくりに励ん でいる。製品は、セータ1・マ フラー・背広等数多く首都圏の 物産展に出品し高評を得ている。

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