広報かつら No.277 1993(平成5)年 4月
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地方財政は、平成五年 度においても極めて厳し い状況にあるため、一層 の経常経費の節減合理化 に努める一方、地方財政 計画により自主財源の確 保に努め、地方交付税交 付金等を計上し、更に過 疎地域活性化特別措置法 等による制度資金の活用 を積隆的にはかりながら、 限られた財源を重点的か つ効率的に配分し、健全 なる財政運営を基本とし て種村第三次総合計画の 施策を基に生活基盤とな る社会資本の整備を計画 的に推進し、住民福祉の 充実を期するため、本村 の指標であります。 「豊かな自然の中で、活 平成五年度 予算編成方針大綱 種村長 大森 藤和 力とうるおいに満ちた公園都市 のむら」をめざし、 一、上下水道・生活環境の整備 促進 二、学校数育と生涯学習の充実 三、健康スポーツ・レクリエー ションの充実。高齢者対策 の拡充と福祉・保健医療活 動の充実 四、農林業と商工業の振興・観 光リゾート開発の推進 五、道路交通網並びに情報網の 整備・防災消防交通安全対 策の整備・住宅団地造成 等を重要目標に事業の推進を はかって参ります。 財政面については、制度基金 としてふるさと創生基金並びに 地域福祉基金の積立を行い、長 期計画のもとに健全財政を基調 として、国県の施策に呼応し補 助金等の活用を積極的に行い、 一部財政調整基金の取り崩しを 行い出来るかぎり効率的に村民 の要望に答えるべく留意し、予 算を編成いたしました。その結 果一般会計予算総額が三十四億 Url 五千六盲四十万六千円で、前年 度の予算に対し二十二・四%の 伸びとなりました。 上下水道 生活環境の整備促進 生活環境の整備促進について は、上水道の整備と合せ下水道 整備計画を策定し、長期計画の もとに推進普及をして参ります。 明るく快適な家庭環境と農村 環境づくりに向けて事業に取り 組むため、新たに下水道課を設 置いたしました。 学校数育と 生涯学習の充実 学校数育と生涯学習の充実に ついては、学校教育を始めとし て、生涯学習を重点に置き、国 際交流化時代に対応すべく語学 籍導を行う外国青年招致事業を 継続して予算化をいたし、又、 北方小学枚特別教室の改築を行 い、学校施設整備についても充 実をはかって参ります。 尚、社会教育と公民館活動に は、生涯学習推進体制の整備を はかり各種学習等の開催及び機 関紙等の発行を行い、生涯学習 の籍導を展開する費用も計上い たしました。 健康スポーツ・レクリエー ションの充素頼義券考対策 の拡充と福祉・保健医療藩 動の充実 健康スポーツ、レクリエーシ ョンの充実については、健康づ くりのためスポーツ、レクリエ ーションの活動を展開するため に愛好者への推進をはかって参 ります。又、高齢者対策の拡充 と福祉、健康医療の充実につい ては、健康づくり委員を中心と した各種の定期健康診査の全村 民参加、健康教育相談の開催、 成人病対策を実施しきめ細かな 保健対策を進めて参ります。 農林業と撃壷蓼普苦 戦光リゾート開発の撫養 農林業と商工業の振興、観光 リゾート開発等の推進につきま しては、農業の組織化と農用地 の高度利用をはかるべく、県単 事業を積極的に実施し、合わせ て農用地の流動化を推進し、農 村環境の整備をはかる一方、特 産物の産地づくりと、観光農業 ′㌧ の拠点づくりを継続して推進し 付加価値作物の開発、生産物の 品質向上を侃進するため、助成 金も計上いたしました。 又、畜産につきましては、畜 産物の自由化に対応出来る優良 牛の生産、草地造成等を進め、 尚、常陸牛の産地化を促進する ため各種助成金も計上いたしま した。 商工業育成については、小売 店舗の近代化と商工業の活性化 がはかられるよう指導体制の強 化に努め、観光リゾート開発等 には御前山県立自然公園周辺地 区と矢の目沢放牧場並びに、う ぐいすの里一帯地区を拠点とし て、都市との交流をより一層進 め、観光農業の促進をはかって 参ります。 道路交通網並びに情報網の 整備・ 防災消防交通安全対策萬整 備・住宅団地造成 交通関係の整備は、住民生活 の向上、地域経済の活性化をは かるうえで最も重要であるため、 過疎対策の重要な施策として引 き続き道路の整備をはかって参 ります。又、防災消防につきま ※広報かつら 4月号業業(2)試

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