広報かつら No.272 1992(平成4)年 11月
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やご)た 「奴田」と呼ぶようになりまし た。 月日は流れて、何年かが卦ぎ ました。 力 この地方に、粧が起こりまし た。戟ともなると、……たくさ んの食糧を用意しなければなり ません。そこで村人たちは皆と 相談して「奴田」に集まり、大 男の奴のおりをしました。 やごー 「奴さんー・放さん!良く聞いて 下さい。この塁に戦が起こりま した。戦には、たくさんのお米 がいるのです。どうか、この奴 田にお米を作らせて下さい。お 願いしますノ と祀りの言葉を堪げ、皆で奴 田に入り、草を刈ってきれいに し、水を入れて肇にし、用意し なえ た稲の苗をていねいに植えまし た。 その後も手分けして厳や見 回り手入れを良くしました。や がて秋になって、鼻薬に稲が実 り、たくさんのお米が取れまし た。 村人たちは大喜びで、 「このお米は大男の奴の他部だ ー・奴が帰ってきたのだ。帰って きたのだ!L 「奴さんー・ありがとう!ありが とう!」 \.-ノ. 「し と、お粛鮮を炊いて、この奴 田にお準えをし、長くこの村の ま▲qり 守り田としておにたったとい う古い伝説で棄 この「ふるさとの伝説Lにつ いては、作者である、 種村阿波山五五大-ニ 元御前山村立野口小学校長 徳宿邦忠先生が、 物語風に書き直し、次代の郷 土を担う子供たちが、低抗なし に読めるよう現代語に善かれた ものを掲載しているものでま ▼桂村有線放送自主番組では、 十一月二十七日(朝・畳・夜) の部に関良子(元放送劇クラブ 員)さんの担当により放送され ますのでお聞き下さい。 来月は、〝小豆坂のお婆さん〞 を掲載いたします。 健康で心のふるさと 幸福感を実感で去る 〝ふる壱と種村∬をPR 10月・n月は県内外において各種イベン トが数多く開催されます。十月十日東京江 戸川区で、十月十一日には東京渋谷区NH K前で、十月十七・十八日には、石岡市で 開催された茨城ふるさとまつりでそれぞれ 桂村の特産物や工芸品、うぐいすの里等施 設の案内をいたしました。 ■東京江戸川区民祭での桂村PR(篠崎公園)川/10 ■いばらきふるさとまつりでのPR桂村婦人会「常陸かつら音頭」 ▲N H Kホール前での桂村P R 窟(5)葦義広報かつらI1月号罪

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