広報かつら No.270 1992(平成4)年 9月
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養(3)曇蒋広報かつら 9月号漸粧雄紫朗臆劇離細線麗舶強談離膵㈲那紹輝郷関澗勝闘 この彫刻は、高久鹿島神社の 社宝として伝わるものであり、 また、桂村の指定文化財でもあ る。延暦十六年(七九七)、全国 統一を念願としている第五十代 桓武帝より征夷大将軍に任ぜら れた坂上田村麻呂は、陸奥攻略 のため、現在の桂村地内を通り、 その際、鹿島神社に武軍を祈り、 遠く東北の地へ向かって行った のである。 その後、陸奥の国平泉の南西 にある遠谷窟(たっこくのいわ や)に砦を構 、え、広く陣を 張る蝦夷(え みし) の大将 アテルイ(悪 路王) の軍と 戦うこと五年、 遂にアテルイ を誅し、陸奥 を平定したの である。時に、 延暦二十一年 四月であった。 都への帰途 についた田村 麻呂は、途中 悪路王面形彫刻の由来 再び鹿島神社へ立寄り、戟勝を 感謝すると共にアテルイの首を 本社前の「休塚Lに埋め、これ を模して木製の首をつくり、本 社に納めた。それが悪路王面形 彫刻といわれているものであり、 今に伝、えられている。 ◆ ◆ ◆ ◆ 休塚(安塚)雷雲讐豊㌘雪空定言謎;誓言冨荒 めたところであると伝えられている。 「アンパンマンL空にゐるとふ幼 孫の指差す雲よしばし崩ゆるな 杉山みち子 「・◆′I 潮風は肌へに優し競ひ合ひし賓 を決めかね宏引きとなる 宮本ふみ江 梅雨期のかげれる庭に咲き競ふ 花むら明るきあじさいの花 山形 式妙 みずみずと簸ふとらせてゆくパ ラの薫かげに優しき花咲かせを ) 渡辺千沙子 独語して聞かれはせぬかと見廻 しぬ心に秘むる嘆きなりせば 線引 栄子 田植終え水多き田に夜半まで蛙 鳴きおり眠られざりき 石井きぬ子 梅雨晴れの焼く空の音眩し裏白 な下着をぽんと干しゐて 大森 久子 開ききれる花菖蒲の影を揺らめ かし梓操るて女手甲つけて 高堀よしの 純白の胃薬の花部屋に活けて心 洗はるる如く見守る 佐川 あや かつら文芸 住み良い、活力ある村づくり を推進するためには、住民の知 識の向上や視野の広い人材を育 成することが望まれており、今 後の村づくりについて地域や組 織のりーダーとなり活躍される ことを目的に昨年につづき実施 いたします。 ▼視察地 北海道士別市・池田町・ 留辺襲町 蘭鼠:・サフォーク種というめ ん羊を核にしたまちづくりと 農産・畜産・加工・販売まで行う 複合経営体を研修します。 蘭鳳圏…ぶどう栽培とワイン醸 造、十勝ワインとして知られる。 蘭…カラマツ間伐材での 家具類等の製造販売 ▼研修参加者 ∴村内に居住する一般村民の 方 二、各種団体、組織に属しその 長より推せんされた方 三、研修視察計画に従って、規 律ある行動のできる方 四、研修終了後、本村の村づく りに参加できる方 ′-\ 地域づくり推進事業(人材育成事業)の 参加者募集 ▼募集人員 20名(先着20名になり次第〆切ります) ▼応募方法 役場企画課にある用紙でお申 込下さい。 ▼応募者の決定 杜村人材育成推進協議会で決 定します。 ▼研修期間 平成四年十一月九日㈲〜 十一月十三日組までの5日間 ▼研修経費 一人十五万円を見込んでおり ますが、そのうち個人負担は 三万円を予定しております。 ▼募集期間 平成四年九月一日〜九月二十日 ※申込み・聞合せ先 桂村人材育成推進協議会事務 局(役場企画課内) TEL 89-2211 有放 三〇七-〇六

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