広報かつら No.257 1991(平成3)年 8月
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窪(7)淀藩広報かつら 8月号詫諜窪謹選罪黙諾謹※#栄罵※葦駐鴛窪澤罰我謹告獲業試薬罵鼓蒸発黙託 ◎「手は出しすぎず 日は離さ ず」が介護の基本 自分の気持 ちを大切に 時間がかかっても、自分でで きることは自分でしてもらうよ う配慮しましょう。自力で実行 する気持ちをもてるよう支援し て、心身の機能低下を招かない ようにすることが大切です。ま た、安易なオムツの使用は、自 尊心を傷つけ、生活意欲を奪い ます。さらに、社一父性を低下さ せ、結果として渡たきりにさせ がちですむ ◎脳卒中と骨折予防 寝たきり ゼロヘの第一歩 雇たきり原因の第一位は脳卒 中(約三〜五割)で、次いで老衰 (約二割)、骨折(約一割)と続い ています。ですから、脳卒中と 骨折が寝たきりの原因の約半分 を占めることになり、この二つ の病気を減らすことが、寝たき り予防の第一歩につながります。 定期検診を受けて、成人病の早 期発見・早期治療に努めましょ うい 劇評と姦で癖た曹董卓る ◎寝たきりは 寝かせきりから つくられる 過度の安静 逆効 果 高齢者は、一週間寝こんだだ けで筋肉の力が衰えたり、起き 上がろうという意欲がなくなっ たりして、簡単に寝たきりにな ってしまいます。 また、じつと寝かせておくほ うが本人も楽だし、介護する側 も手がかからなくて楽だと錯覚 しがちですが、実はそうではあ りません。漬かせきりにすると、 ◎ベッドから 移ろう移号っ いす 車椅子 行動広げる機器の活用 活用することが効果的です。 雇たきり状態から自立を図っ ていくためには、各種の機器を ベッドで体を起こすことがで きる人は、車椅子を利用して、 短時間でも毎日ベッドから離れ ることを目標にしましょう。床 ずれの予防や食欲の向上につな がります。また、藩食を区別す るうえでも、車椅子は重要な役 割を果たします。そして、車椅 子を使いこなせるようになった ちほう 逆に病気(肺炎、痴呆など)を 併発することが知られています。 風邪やケガでも早く治して、安 静期間をできるだけ短くするよ う心がけることが大切です。 人は、屋外に出ることを目標に しましょう。 ( ◎リハビリは 早期開始が効果 的 始めよう ベッドの上から 訓練を これまでわが国では、脳卒中 の発作が起きたとき、安静第一 が治療の基本と考、ろられてきま した。しかし、いまではリハビ リテーション (機能回復訓練) ◎暮らしのなかでのリハビリは はいせつ 食事と排泄、着替えから リハビリの結果、歩行機能が 回復しても、退院後、自宅に帰 ってから徐々に機能が低下して、 歩けなくなってしまったという 例が少なくありません。 とはいっても、医療機関と同 ◎朝起きて まずは着替えて身 だしなみ 寝・食分けて生活に メリとハリ 寝る場所と食事をとる場所の 区別のない生活パターンは、外 へ出る意欲を低下させ、閉じ込 もりから寝込み、ひいては寝た きりへとつながります。体に障 害が残っているからといって、 一日中藩閥着を着たままでいた り、寝床で食事をとったりする ことが習慣になると、生活にメ リハリがあくなります。 一方、身だしなみを整えるこ とは、外出の予定がなくても気 を早く始めれば始めるほど、機 能の回復が見込まれることが分 かってきました。 特に、意識がはっきりしてい て全身の状態がよければ、発作 の直後遅くとも一週間以内には、 リハビリテーションを開始すべ きだときえいわれています。 じレベルのリハビリをする必要 はありません。日常生活のなか で、当たり前の、そして最も基 本的な動作(食事、排泄、着替 えなど)を、体の動かせる範囲 で、なるべく元気なころと同じ ように行うよう、心がければい いのです。 分転換になったり、他人によい 印象を与えたりすることで自分 に自信がもてるなど、活動的な 生活への動機づけになります。 「心から笑顔をそえて,あいさつを」

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