広報かつら No.256 1991(平成3)年 7月
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謹謀謹狭義謹諾半群黙諾※載霹峯筈業嘉嘉嵩琵#喜繋害試算嘉蓋※罪業罪広報かつら 7月号韮哉(4)落 基 本 構 想 21世紀の展望に立ったむらづくりの方向と目標を定める基本的な考え 方を示すときには,桂村のあゆみと特性を考えなければなりません。そ こで基本構想となった5点について述べてみます。 桂村ほ、いま… 桂村長 大森 藤和 1.歴史性豊かなむら 本村は,那珂川の流域にあって肥沃な土地条件等に恵まれ,早くから農耕地として開けたところで す。古くは石器時代から定住者がいたと考えられ,数多くの遺跡や古墳が発見され,この地域一帯が他 に先駆けて栄えたことを物語っています¢また,中世以降は,常陸国として佐竹氏や水戸藩に属し, ( 多くの城址や館跡,神社等を今に伝えています。また,勤皇の烈女にして婦人教育家の元祖である黒 沢止幾子女史など多くの傑人を生みだしています。 このように本村は,古代より連綿と続く歴史性豊かなむらであり,創造的偉業を成し遂げた多くの 先人を輩出している村であり,現代に生きる私達も,この歴史的伝統を踏まえつつ,次代に向けて創 造的にむらづくりを進める必要があります。 位置して自然に恵まれた住み良いむら 本村は,水と緑に恵まれた御前山県立自然公園を中心に広 がりをみせ,その面積は46.33h2と,生活圏を構成する一自治 体の広さとしてはほど良い広さといえましょう。また本村は, 首都圏の中にあって,豊かな自然が残されている貴重なむら でもあります。 このように本村は,豊かな自然環境に囲まれ,自然災害の 少ない気象条件等と相まって,県内でも,また全国的にみて も住みやすいむらの1つといえましょう。しかも,ほど良い 広さの村の面積から住民相互の交流やコミュニティ形成の面 で優れているとともに,村全体のすみずみまで行き届いたキ メ細かなむらづくりが可能であり,大きな都市にはない良さ をもった村といえます。これらの特性をいかして,大きな都 市に負けない魅力あるむらづ〈F)を今後一層進める必要があ ります。 「あいさつは,まずぽくからわたしから」
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