広報かつら No.245 1990(平成2)年 8月
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井(5)鷲謀広報かつら 8月号菜葦黙諾諾韮茶業※業華詳業攫#課業欝謹諮業務黙諾諾諜罫黙諾認諾茶蒸 年金コーナー こんなにちがう 年金額 ( 〝25年は満期ではありません〞 「年金は年をとれば誰もがもらえる」とか、「25年間 保険料を納めれば、あとは納めなくてもいい」などと、 一部に誤解されている万もいらっしゃるようです。 年金は、加入して、必要な期間の保険料を納めなけ れば受けられませんし、25年納めても老齢基礎年金を 受けるための最低条件を満たしたにすぎないのです。 老齢基礎年金は、20歳から∽歳までの全期間の保険 料を納めることにより.満額の年金が支給されるので す。 40年間を納めた方と、25年間しか納めなかった万の 年金額は図のとおIlです。 保険料の納め忘れがあれば、 その分の年金額が減額されてし まいます。 又、場合によっては老齢基礎 年金や、万一の時に支給される 障害・遺族基礎年金などが受け られなくなることもあります。 老後と万一に備えるため、保 険料は毎月きちんと納めましょ 、つD 納め忘れは 危険信号 60歳〜聖成でも減額された年 金を受けることができます。 ただし、65歳になっても支給 率は元に戻るわけではなく、次 のような取扱いになりますので ご注意下さい。 ・厚生年金の加入期間のある人 は、老齢厚生年金の特別支給 が受けられません。 ・遺旅年金を一堂けている人は支 給停止になります。 ・寡婦年金を一党けている人は受 給権が消滅します。 ・65歳前に障害者や寡婦となっ た場合、障害年金や寡婦年金 は支給されません。 ●支給の割合 遠65孟で受ける年金額を1(】0%としたとき l かつら文芸 若き日のカンカン帽も曝しけり 仲宮 瓶子 泉湧くあたりもつとも撮れる 金長 渓舟 葦劫の鳴いて昔のままの径 桐原 桂花 鮎呑みし火の色の鵜を手繰り寄 清水 仙里 す じやがたらの花の彼方に地平線 小林 岳想 二Lた 葉ぎくらの木下に敷ける花びら を踏まねば行けず踏みしだき行 く 綿引 栄子 子経れの何かむなしき春の午後 植え込みの中に草をひきゐる 大森 久子 青い鳥羽ばたきゐるが如く見ゆ うれ 高き樫の梢なる若妻 杉山みち子 雪の日の井戸端に蕎麦を晒すわ が院窺いて小鳥らの乗る 高堀よしの 次ぎ次ぎに木瓜山吹の咲きそめ て日に賑わいの増すわが庭の春 桜井 肇 泣きだせる児もありて高根大山 寺の落慶法要式の稚児行列進ま ず 石井きぬ子 生ありて今日菩提寺の落慶の式 に加わる玲を振りつつ 宮本ふみ江 猫の尾は心裏すか嬉しき時にピ ンとはね上げ左右に振りおる 山形 式妙 大行事一つを成すに関り来し日 々すでに野は花の咲き満つ 渡辺千妙子 落慶の式は静かに進みゆき大僧 正の続経み堂に流る 佐川 あや 屋根を打つ雨音夜半に聞きてお り春の大地の乾き潤う 猪野一江 水入るほどに小舟をかたぶけて 掴沼の漁師睨掻きおり 小林 忠之 以上桂文協文芸部会員作品 「心から笑願をそえて,あいさつを」

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