広報かつら No.242 1990(平成2)年 5月
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洋※諾嵩※蒸発#諌築城喜我擬浮薄詳義光裟紫嘉義認業※基謀誤認義答潔広報かつら 5月号滋養(4)韮 ●食生活を見直す● 赤身をの長芋ぼ =モ .≡顎苧 ′rランスガとれrllますか ◇栄養のバランス ◇塩分のとり過ぎ 高血圧症や脳卒中を引き起こす たんばく質、脂肪、糖質の栄 養バランスが理想的だった日本 人の食生活も、ここ十数年で大 きく変わりました。米類、野菜 類、果実類が減少し、乳類、肉 類、油脂類が増えましたら 禾類 などの食品群の減少は、「ふとる」 イメージのためだといわれてい ます。しかし、この減少は確実 に脂肪やたんばく質が多くなり、 I. ′ltヽ 今回の調査で、一人一日当た りの塩分摂取量が、十二二lグ ラムと発表されました。これは、 前年の調査より、○、・五グラム 増えたことになります。 さて、本来人間は一日どれく らいの食塩を必要としているの でしょうか。 一日の摂取量を 十グラムに抑える 人間が一口に必要とする食塩 は、なんと〇二グラムです。 しかし、これでは食事をしてい てもおいしくありません。そこ で、アメリカで発表された「マ 多種類の食品をとることが大切 タグパン報告」では、一日五グ ラムと提言しています。それで も日本人にとっては、かをり薄 味です。そこで厚生省では、い まのところ十グラムを上限に、 塩分の摂取量を減らすよう、P Rをしています。 ビタミンとミネラルのアンバラ ンスにつながっているともいえ ます。これを〝飽食の中の偏食〞 と指摘する専門家も少なくあり ません。 食べる目安は 一日三十食品 では、こうした偏食をなくす にはどうすればよいのでしょう ●食塩摂取量の年次推移● (国民1人1日当たり) ′ か。まず、多種類の食品を食べ ることが大切だといわれていま す。種類を多く食べることで、 足りない栄養素がカバーできる からです。その目安として、厚 生省では、一日三十食品をとる ように勧めています。これを実 践することで、バランスのとれ た食事ができるとしています。 急な食生活の改善は無理です が、少しずつでも見直していっ てみてはいかがでしょうか。 ′■lヽ 漬物や味臍汁を 薄味にしよう 塩分摂取は血圧と関係があり、 塩分の摂取が増えるとまず高血 圧症になり、ついには脳卒中の 原因ともなります。しかし、こ こ数年はたんばく質や脂質をと (g) 14.O 13.0 12.0 1し0 10.0 9,0 Il.7 るようになったので、血管がや ぶれてしまう脳卒中は減りまし た。 いままでの調査で、減りつつ あった食塩の摂取量 - 漬物や 取離汁を薄味にし、また酔を使 うなどの工夫をして、食生活を 少しずつ変えていきましょう。 目標摂取量の上限 60 61 62 63年 「あいさつは,まずばくからわたしから」
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