広報かつら No.238 1990(平成2)年 1月
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広報かつら 1月号業詫(4)灘 平成二年の新年を迎え桂村の 皆様のご健勝とご多幸を祈り、 新年のご挨拶を申し上げます。 私共農業委員会は二十一世紀 に向けて生産性が高く、産業と して成り立つ農姜を確保するこ とを基本とし、優良農地の確保 を図り、流動化と担い手育成に 努め、委貞一同意志の統合を図 り取組んでまいります。 新年おめでとうございます。 平成二年の新春を迎、え、皆々 様の御健勝と御多幸を御祈念申 し上げます。 昨年中は学校教育・社会教育・ 社食体育・公民館活動並びに青 少年健全育成等、仝感にわたり 深い御理解と御協力を賜りまし て心からお札を申し上げます。 新年のあいさつ 新年のあいさつ 桂村教育委員長 加 藤 太一郎 言お陰をもちまして、教育の成 果摩逐次あがりつつありますこ とは、誠に御同慶の至りです。 殊に平成元年には、村当局や 議会の御努力によりまして、桂 中学校の大規模改造工事や、近 隣の学校にさきがけて学習港導 用コンピューターが、中学校に二 十二台、小学校に一台設置され、 桂村農業委員会長 小 林 昨年九月農地二法が施行され ました。要約するに地域の構造 政策の目標を定め、担い手を確 保し、そこに農地の利用集積を 図り、次の後継者を育成するた めの土地利用との調整と言う重 要な改正であるわけです。 法改正の施策にのっとり担い手 育成と規模拡大を進めるために、 今農業の経営に当る皆様の智恵 また、学校給食センターの工事 にも着手し、三月完成を目標に 現在工事が進められておりま彗 このように教育の施設設備の 整備が逐年拡充されつつありま すことは、誠に喜びに堪えない ところであります。と同時に、 今後は、これら施設設備を効果 的に活用し、教育の実をあげな ければならないと意を固くする ものでございます。特に、学校 教育におきましては、基礎的、 基本的内容を重視し、個性を生 かす教育を推進することや豊か な心をもち、たくましく生きる と経験をお借りし活路を切り開 かなければならないと存じます。 先ず以って永田利用後期対策 について申し上げますと、一五 一山の調整面積は自ら判断の上 立向わなくてはならないことで ございまして、避けては通れぬ ことでございます。 米・農畜産物の需給不均衡の 深刻化、現担い手の高齢化、後 継者不足等新たな課題に直面し ておるわけですが、考えを変え れば希望の持てる産業であると 判断されます。集団転作圃場の 計画、畑地の整備等規模拡大可 能な仕組を作ること、受委託の 方向づけの籍針を計画する等、 経営の基盤作りが私共の責任と 考えられます。 そこで、今、村には自立経営 を目指す後継者十四名が、明日 への活力と希望を持ち組織力を 生かして頑張っております。明 日に「バトンタッチ」するため にも鍬頭の皆様方、十分後継者 の姿に心を傾けて頂きたいと思 います。 尚、農業者年金制度の理解、 米の需給と並んで後期対策のポ イント、日本の消費者は何を考 え出したか等、国内外の農業を 取りまく情勢等全国農業会議所 人間の育成を図るという、心の 教育の充実に十分意を注ぎなが ら、児童生徒一人ひとりの有能 性の開発と人間性の深化のため に、努力していくことが棲めて 重要な今日的課署であろうと考 えます。 そうした課題をふま、え、一層 の教育の充実と質の向上を目指 し、教育諸条件の整備充実に取 り組んでいきたいと思います。 なお、生涯学習の振興につき ましては、今日まで積み重ねて まいりました実意を基盤とし、 先に文部省が「我が国の文教施 策」の中で示された生涯学習や 社会教育の振興の方向を楷針と しながら、将来を展望し、村民 の皆様の学習に対するニーズの 多様化と高度化に対応して、「い つでも、どこでも、誰でも、な んでも」学習できるような体制 を徐々に撃え、皆様方の要請に お応えできますよう努力して参 りたいと思っております。 どうか、教育の一層の充実と 発展のために、旧に倍しての御 協力と格別の御指導、御報珪を 下さるようお敬い申し上げまし て年頭の御挨拶といたします。 発行の全国農業新聞(週間)を 読んでいただければ、国民各層 の相互信頼も深まり、農民の大 きな心の支えとなると信じてお ります。是非告J購読をお勧め 申し上げます。 農業労災特別加入組合につき ましては、皆様の深いご理解に ょり、現在二百名の加入実演が ございます。「転ばぬ先の枚」と 申しますが農業者挙げてのご加 入をお勧めいたします。 本年も茎数くご指導とご協力 をお願い申し上げ、年頭のご挨 拶といたします。

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