広報かつら No.236 1989(平成元)年 11月
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※(7)栄光広報かつら11月号諾裟詫※※※詫※諾窯業詫減深紫業詫※儀式髄髄潔髄盛儀髄髄髄盛儀牒牒 病気にかかっているといわれる くらいです。 こっそ 骨粗しょう症は閉経期以後の 女性にみられるので、女性ホル モンが関係しているのは確かで すが、他の原因としてカルシウ ムの摂取不足や腸管からのカル シウム吸収が低下していること も挙げられています。 大音ミリグラムが 一日に必要 カルシウムは、日本人に不足 している栄養素の一つです。 骨折を起こす主な原因 は、骨がもろくなる骨粗 しょう症という病気のた めです。お年寄り、なか でも女性に多く、八十歳 以上の女性の七割がこの お年寄りが、寝たきりになっ てしまう原因に、脳卒中や、大 腿骨などの骨折によるものがあ ります。脳卒中は次第に減って きていますが、骨折はむしろ増 加しているとさえいわれます。 カルシウム サクラエビで千五百ミリグラム、 干しアミでは千八百ミリグラム となっています。しかしこうし た小魚を毎日摂取することは難 しく、また最近では敬遠気味の 人も多くなっているようです。 国民全体の才/1・では、必要量 より約一〇%不足しています。 三分の二の国民はカルシウム不 足だといわれています。 現在、日本人のカルシウム必 要量は、成人一日六百ミリグラ ムですが、骨粗しょう症の予防 には一日千ミリグラムが必要と 考、えられています。 カルシウムを最も多く含んで いる食品は、小魚です。百グラ ムの中に含まれるカルシウムは、 骨がもろくなる 〝骨粗しょう症″ す。牛乳や小魚などカルシウム の多い食品に、もっと目を向け てほしいと思います。 これに対し、牛乳に含まれる カルシウムは、盲グラム中百ミ リグラム程度と少ないのですが、 一本(二百グラム)飲めぼ、二百 ミリグラムとることができます。 そのう、え、牛乳は小魚に比べる と、腸管からのカルシウムの吸 収率がよく、小魚の三七%に対 し、牛乳は五〇%の吸収率とな¶ 食品によって 違う吸収率 では、ほうれん革に多く 含まれ、百グラム中六十 ミリグラムで、吸収率は 一七%です。 っています。また、野菜 吸収を促進するものに二幾筋もの縞模様を措き風は吹く 猪野一江 梅の実はこよなき陽射しにやん わりと紅昧をおびつつ香を放ち ゐる 大森 久子 nlL-;/34 かづら文芸 牒.歌 享稲田はやたり穂は重くぬくみ へ伝へて実り手のうちにあり 広木葉津乃 暁暗きに駅まで孫ら送りくるる 四国の旅に出づる我等を 石井きぬ子 西伊豆の海に乗り出す船よりの まばゆ 視界に目映し飛魚の躍る 杉山みち子 強き枝弱き枝共手を添えて梨の てだて 稚苗を育つる手段す 宮本ふみ江 慈悲の霧まとひ垂直岩つばめ 金長 渓夫 菖切の弘法岬てふ浄土 桐原 肇 唖蝉の鳴かぬと言ひて子の泣け り 仲宮 亀次 川渡る蛇は後ろをふり向かず 小林 忠之 以上文化協会文芸部会長作品 お詫び かつら文芸、綿引栄子さんの 短歌、残月を仰ぎて佗ては宙に 浮く黒点一つ蜘昧は動かずは、 残月を仰ぎて仔てば宙に浮く黒 点一つ蜘昧は動かずの誤りでし た。又、四ページ草笛俳句会の 安達正三さんは正二さんの誤り でしたお詫びして訂正いたします。 圧力の蒸気の音のきびしきに豆 の煮、えごろかと立ちあがり見る 山形 式妙 朝日うけて輝ふ庭の八つ手の菓 あまた ひこばえは数多根株に生ふる 綿引 栄子 黄の傘のいくつが寄りつ離れつ し紫陽花の咲く道歩みゆく 渡辺千妙子 高原の牧場は広く果てしれず草 食む午は雲の峯負ふ 小林 息之

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