広報かつら No.209 1987(昭和62)年 8月
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試(7)試光広報かつら 8月号 雑業詫#業※沫嘉共謀謹 夜よ遥 いま、私たちの日常生活は、 あらゆる面で世界の国々と深い かかわりをもっています。この ような国際化が急速に進むなか では、世界の人々と交流を深め ると共に、私たち一人ひとりが 国際感覚を身につけ、国際化に 対応できるようにしておくこと が必要です。 門を出て手を振る別れ卒業子 桐原 肇 水口の水堰く早苗育ちをり 仲宮 亀次 かん 石仏の顔ばせゆたか若葉風 金長 撰夫 おぼろ月窓に退院間近なる 小林 忠之 に か 遷 な さ る 諜 かつら文芸 ノl、 囲際露流診診絹地習0留碁集 ′こ、--1く ここ・.. 仮 月 の の 座より御仏は真 御堂に 渡辺千妙子 ま 幾度の柏手の中にはにかみつつ 戯は旅のカラオケ歌ふ 河叉 市衛 七十年生きて経験せぬ事が幾つ か起りこの年も逝く 大越 久子 他所住みの孫に贈らむ雛段の品 さだめする老いたる妻と 桜井 肇 背の痺き止みてまどろむまなう うから らに亡き親族らの出で来ては消 ゆ 大森やよひ 久万に畳替えする春の日に刈り し暫早のほのかに匂ふ 大森 久子 半生を風景撮りてなほ飽かぬ夫 とつくに を外国まで旅させたしと思ふ 高堀よしの 茨城県は、昨年、イタリアの エミリア・ロマーニャ州、フラ ンスのエソンヌ県、コスタリカ のアラフェラ県とそれぞれ国際 友好提携を結ぶと共に、これら 三県州をはじめ諸外国の方々と 積極的に国際交流を進めるなど 本県の国際化を図っています。 この度、本県の国際化を一層 鷺の里を訪ねて歩を返す我に頻 りと郭公の鳴く 猪野一江 一斗桝花器に仕立てて見事なる 八手生けあり珍らしきかな 石井きぬ子 忽ちに双葉となれるトマト首の 仮植に忙しき友に手をかす 杉山みち子 春の雪積りもあえず見送れば人 もかすみて遠ぎかり行く 綿引 栄子 あL仁ニス 肢となりて尺取虫のごと這ふに 耐へつつ庭の草取る 小林 息之 以上文化協会文芸部会員作品 推進するため、国際交流シンボ ルマークを募集いたします。 ○テーマ 「広げよう 国際交流」 ○使用日的 国際交流推進のため広報資料 等に広く活用します。 ○応募方法 茨城県内に居住又は勤務(在 少年非行は、その大部分が中 流家庭の、しかも大方は両親健 在で経済的にも不自由のない少 年たちによるものです。 その要因の多くは家庭にあり ます。親の盲目的ともいえるで き愛、反対に拒否的な態度、無 責任な放任、親の自信の無さ、 夫婦間の不和などが、子供を非 行に走らせる大きな原因になっ ています。 家庭は家族にとって憩いの場 であると同時に、子供のしつけ 学7うる者(本県出身者可)。 個人・グループを問いません。 ○応募方法 ・官製はがき(又は同サイズの 画用紙)を使用して下さい。 ・はがき裏面上部にはシンボル マーク(七CmX七Cm、彩色自 由)を、下部には制作意図を 書いて下さい。 ・はがき表面には住所、氏名(ふ りがな)、年令、職業(勤務先、 学校名、学年)、電話番号を明 記して下さい。 青少年を健やかに育てよう 親子のふれあい の場でもあります。もう一度、 子供の日常生活に目を向けてみ ましょう。そのためにも、毎日 の親子のふれあいを大切にしま しょ、つ。 二人で何点でも応募できます。 ○応募期間 昭和六十二年七月二十日㈲か ら九月十九日出まで(当日消 印有効) ○発表 昭和六十二年十月下旬 入賞者に直接通知するととも に新聞等に公表します。 ○送り先・問合せ先 〒310水戸市三の丸丁五±天 茨城県企画部国際交流課国際 交流シンボルマーク募集係 (雪一四-七五三一)まで 「あいさつは,笑顔をそえて心から」
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