広報かつら No.209 1987(昭和62)年 8月
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耗蛛凝凝猿泣耗許諾謹諾非業黙諾逆光詳茶器嵩薫業苦幸先淀繋先※喜諾淀 広報かつら 8月号詫洪(2)嘉 子供の水難事故 - 事故の六割ガ夏に発生 夏になると、海や川に行く機会が増えますが、水難事故 には十分気をつけたいもの。特に、夏休みの時期は毎年、 子供の水の事故が目立ちます。 昨年1年間で〝水の犠牲″になった中学生以下の子供は 四首六十九人。このうち、六月から八月までの三ケ月間に、 全体の六割近い二百六十七人が生命を落としています。 子供を水の事故から守るために、わたしたち大人はどん な点に注意したらいいか、もう一度考えてみましょう。 ≡≡≡≡≡l≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 保護者がいないと 危険率が高まる ≡≡≡一≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡一≡≡≡≡≡≡≡≡ 子供の水の犠牲者を統計から みてみますと、次のような特徴 があります。 ●場所別では河川(百一人)が 最も多く、ついで海(八十六人)、 用水堀(四十二人)、瑚、沼、池 (四十人)、そしてプール(二十 八人) の順です。 ●どんなときに命を落としてい るかというと、水泳中(盲二十 二人)がいちばん多く、ついで 水遊び中(八十七人)、魚釣り(二 十五人)、通行中(十六人)と報 告されています。 ●保護者が同行せずに、子供だ けで行った場合に起きた悲劇が、 やはり全体の豹七割を占めてい ます。 ≡≡≡ぎl≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ニ 水の恐ろしさを 教えよう ≡≡≡l≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 子供とりわけ三歳〜五歳前後 の幼児は〝水が命を奪う危険な もの″であることを、体験的に 知りません。 水しぶきをみれば、本能的に 遊びごころがわいてきて、ヨチ ●危険な水辺で進んでいる子供 を見かけたら、進んで「危ない からやめなさい」 のひと声を。 * * 夏休みが楽しい思い出の日記 帳となるように、ぜひお子さん たちと〝水の恐ろしさ〞につい て話しあっていただきたいもの です。 ′一一ltlヽ ( ヨチ歩きで近づいていきます。 ちょっとお母さんが目を離し たスキに、とりかえしのつかな い事態になることが多いのです。 また、小学生でよく見られる 事故に、プールの排水口に足を 吸い込まれて水死するというケ ースがあります。 水遊びをするときは、次のよ うな点にぜひ注意して、事故を 防ぎましょう。 ●近くに用水堀やため池などの 危険な場所があるときは、管理 者に申し入れて、サクやふたな どをしてもらいましょう。 ●子供たちだけで水泳や水遊び に行かないように、ふだんから 子供に言い聞かせましょう。 ●出かけるときは、必ず大人が 同行するようにしましょう。 ●雨降りのあとは、川や用水が 増水します。子供たちを近づけ ないように特に注意を。 幽二塑だ麺職 中元は、日本では特に贈答の 慣習として走者し、年末の好評 に対して「盆歳暮」とも呼ばれ てきました。いまは、その来塵 を知らずに「お中元」を贈った りもらったりしているケースが 多いのではないでしょうか。 ◇ ◇ かんぴ▲う 1…」 妄冒水引かけてお中元」の 一一 中二 .、こ ともとは旧歴七月十五日のこと。 現在では八月の旧盆の目に当 たります。 祖先の霊を祭る爵敵針は仏教 行事ですが、中元は元来、者争 どうきょう を教祖とする道教の行事だった ものです。一月十五日の上元、 七月十五日の中元、十月十五日 の下元を「三元」と称し、この 日は天の神を祭って一日中庭で 火をたく風習がありました。 一年を大きく三つに分け、そ れぞれの始めの日を上元、中元、 下元と呼んだものでしょう。中 国の上元は日本では小正月に当 たります。また、中元は中国で 仏教の孟蘭盆と結びつき、それ がそのまま日本の年中行事にも なりました。しかし、下元に相 当する名称や風習は存在しませ ん。 「あいさつは, 家の和, 人の和,世界の和」

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