広報かつら No.206 1987(昭和62)年 5月
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錮◎◎ 書証落盤滋駐喜滋養罫寺宝繋溝嘉群議諒広報かつら 5月号嘉琵(6)蓋 かつては、人生わずか50年と いわれましたが、今では人生郎 年。現役をしりぞいた老後生活 は20数年にも及ぶ長い期間とな りました。 (なぜ年金が必要なのか) 現役時代はもちろんのことで すが、老後生活を安心して有意 義にすごすためにも、当然それ なりのお金(生活費)を必要と します。 この時、子や孫などの扶養に たよる方法がありますが、核家 族化の進行や経済上の理由など から、大きな期待をもつことは 難しいといえるでしょう。 では、現役時代に貯金などを しておく方法となりますが、こ れも現実はどうでしょうか。 過去の結果から見てもわかる ように、物価の上昇を考えます と、図のようにたいへんな生活 費を貯えなければなりませんの で、これを自助努力だけで準備 することは、おのずから限度が 年金コーナー 国民年金は 人生のパートナー あるでしょう。 まして、自分の老後の期間が 何年あるかは、あらかじめ知る ことができませんから、どの位 の貯金を必要とするかを、あら かじめ確定しておくことは難し いといえます。 そのため、個人の力だけでは なかなか難しい老後の備えを、 社会全体の力で確実なものにし ようということで作られたのが 国民年金などの公的年金制度で す。 、( (公的年金制度とは) 公的年金制度は、一つの家族 の中で行なわれる「順送りの扶 養システム」=‖‖=子供が自分の両 親の生活を支、え、やがて、その 子供が年老いたときには、その 子供の子供によって扶養される =を社会的に拡大し、国民連帯 の制度としたものです。 つまり、働く若い世代がみん なでお年寄りを支え、その若い 世代が年寄りになった時、こん どは次の働く若いせ代に支えて もらうという「順送りの世代と 世代の助け合い」により、老後 の生活を確実なものにする制度 です。 まだ加入されていない人は、 すぐに手続きを、詳細について は住民福祉課年金係まで。 ※65歳からの1年間の生活費を現在の価値 で100万円とする。 ′ニ:孟芯j 二こ 犯罪はいつ、どこで発生する か予測することはできません。 思い掛けなく犯罪が発生したと き、犯人をできる限り早く検挙 し、被害品を皆さんのお手元に お返しすることが捜査官の使命 です。 しかし最近は、犯罪の広域化・ 巧妙化により捜査が長びく一方 聞込みや被害関係者等の届出に よる検挙が漸減するなど、捜査 を取1巻く環境は厳しいものに 桂村婦人農業講座に参加して いる方々 (九二名)により四月 犯罪捜査に御協力を/ うぐいすの里へ記念植樹 十一日グリーン桂うぐいすの里 園内に梅苗一〇〇本が植えられ ました。この梅甫は参加者全員 の寄贈によるもので、来園され た方々に梅園を楽しんでもらお うと計画されました。当日は晴 天の下、普及所から梅栽培と植 え方の指導があったあとそれぞ れ記念植樹を行いました。 婦人農業講座ではことし十回 程度営農上のポイントや農産物 の加工などを学習します。 なってきています。 警察の行う捜査活動に対して 次の点を重点に皆さんの御協力 をお願いします。 O「事件かな?」と思ったら 一一〇番通報を′ ○被害に遭ったときは必ず届出 を/. 〇犯罪について知っていること は積極的に通報を′ ○聞込捜査に御協力を′. 「あいさつは,あなたと私をむすぶ橋」
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