広報かつら No.204 1987(昭和62)年 3月
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#欝詳業軍凝頚髄盛髄髄牒髄髄僅牒慄僅盛塚儀儀儲登儲瑠瑠滞盟議増減簿… 3月号 広報かつら嘉㌍(4)岩 村では、健康づくり事業の一 環として毎年住民検診(胸部、 レントゲン、循環器)▼ガン検診 (胃、子宮、肺)を実施してお り、六一年度からは簡易人間ド ックも二一五名の受診をみまし た。 まず各大字別の受診状況は図 一の示すとおり、上阿野沢、岩 船、阿波山が平均して受診率が よく、又、乗、高久の循環器、 胃ガン検診、北方、錫高野、孫 根の子宮ガン検診、高根の循環 器検診の受診率が村平均を上回 るよい成層を収めました。 循環器検診は対象者二、六七 五名中一、八八七名が受診し、 「異常なし」は三九八名(二一%) で、七九%は「日常生活の見直 しの必要有」という結果でした。 特に高血圧は二五六名で、高 血圧境界域を含めると全有所見 者数の四四・四%を占めており、 六一年の全死亡者数六三名の内 脳血管疾患によるものが一玉名 で、循環器検診の結果と関係が 保健だより 61年度 住民検診結果 深いことがわかります。 塩分の過剰摂取を長期間続け ると高血圧になることは周知の とおりです。村では機会あるご とに、みそ汁やつけ物の塩分測 定をとおして、栄養士の指導を 夷施したり、食生活改善推進月 の養成、活動にも力を入れ、塩分 を抑えた食生活の普及に努めて います。 冒ガン検診は、四八〇名が受 診し、これは一五%の伸びとな り、検査の結果「要精密者」は 九八名(二〇%)でした。村内 では六一年に五名が胃ガンで死 亡していますが、いずれも村の 検診は受けていませんでした。 又、六〇年に子宮ガンで一名、六一 年に乳ガンで一名死亡しています ので(二人共未受診)毎年子宮ガ ン検診を受け、同時に乳ガンの 自己検診法を習得して早期発見 に努めたいものです。 肺ガンによる死亡は近年急速 に伸びており、近い将来胃ガン を抜いて全ガン死亡の一位にな ( ると推測されていますが、本村 でも六〇年に一名、六一年に二 名が肺ガンで死亡しています。 匡‖ l 0 98 受 診 率 ㈲ 六一年度からは啄痍検査を実施 し、八〇名の受診者の中から二 名が「要精密者」と診断されま 大字名 上野 下野 莱 北方 高久 錫高野孫根 岩船 高根 阿波山下阿野沢上声南沢赤沢 桂村 図2 循環器精密診査結果内訳 40~49 50-59 60-69 70以上 計 ●要医療 17人 60人 81人 34人 192人 7% 15% 28% 44% 19% 57人 112人 62人 16人 247人 24% 29% 21% 20% 25% ①要観察 40人 55人 59人 17人 171人 16% 14% 20% 22% 17% ○異常なし 129人 167人 91人 11人 398人 53% 42% 31% 14% 39% 計 243人 394人 293人 78人 1008人 した。 胸部結核検診は二五六四名が 受診、対象者の約八割でした。 「要精密者」は一〇〇名、この 内八一名が村で実施した精密検 「あいさつは,まずぽくからわたしから」
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