広報かつら　No.203　1987（昭和62）年　2月

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⑳ ◎ ;†・・-・†1†・・・・。†・・ 2月号 広報かつら・・・8:・ 拠出制国民年金が発足して今 年で二六年が経過し、現在、国 民年金に加入している方は二、 五〇〇万人、年金を受けている 方は八八三万人に達しており、 国民年金は、社会保障の中核と して福祉向上に大きな役割を果 たしております。 一方、本格的な高令化社会の 到来に備えて、年金制度の長期 的安定と整合性を図るための国 民年金法等の改正が行われ、「新 しい国民年金」が昨年四月から スタートしました。 新国民年金の保険料 新しい国民年金では、加入す る種別(第一号〜第三号被保険 者)により、次のように負担の 方法が異なります。 ○第一号被保険者 従来どおり定額保険料を納め ます。 ○第二号被保険者 従来どおり厚生年金保険・共 済組合等の保険料を納め、別に 国民年金の保険料を納める必要 年金コーナー 国民年金が 基礎年金に 国民年金の保険料は、所得税 の申告をするときに「社会保険 料控除」として、所得から控除 されます。控除対象となる保険 料は昭和六一年一月から十二月 までに納めた次の保険料で、あ なた自身の保険料はもちろんの こと、家族の分の保険料をあな たが支払った場合は、あなたの 所得から控除されます。 ○定額保険料 八四、一二〇円 昭和六一年一月〜三月分 二〇、二二〇円 昭和六一年四月〜十二月分 六三、九〇〇円 ○農業者年金加入者と付加年金 はありません。 ○第三号被保険者 国民年金の保険料を納める必 要はありません。 ※第二号被保険者及び第三号被 国民年金の保険料は 所得から控除されます 八八、九二〇円 加入者 ○過去の未納期間や、免除期間 の保険料を納めた場合はその 納付額。 保険者の新国民年金の保険料分 は、厚生年金保険・共済組合等 がまとめて拠出金として負担す ることになります。 納めた保険料は所得から控除されます。 ・ ∴∴・「 ‥「∴ゝ∴∴\ご二㌫;/∴ ご∵▼∴ミ・「ニ=ニ てて ∴∵ ▲ 、 J∵と∴●・∵∵∴∴∴ノ∵∵ンこ:W・L 、∴∴ ∴エ† こたつは頭寒足熱式の理想 的な暖房として昔から親しま れてきました。 「最近は家族のコミュニケ ーションがなくなって困るけ ど、冬になるとこたつに全員 集まるので楽しい」と言って いる人もいます。 ご存じのように、今は、昔 のような木炭のこたつは影を ひそめ、こたつといえば電気 こたつです。それも家具調こ たつなどといって、下側の出 っ張りがなく、こたつを使わ ない季節にはテーブルとして 利用できるものに人気があり ます。 近ごろは外国人にもこたつ の愛用者が多いようです。米 食、とくに寿司がアメリカで 喜ばれ、また日本の布団を愛 用する外国人が多いと聞くと 日本のヤングが、それらを見 直す〝逆輸入現象〞が目立ち ますが、こたつもまたそうな るのかもしれません。 そういえば、一般に掘りご たつといわれる腰掛式のこた 歳時記 つをよく見かけますが、あれ を最初に作ったのは、イギリ スの陶芸家バーナード・リー チ氏で、明治の未のことだと いわれています。 二月はこたつなどの暖房で エネルギーを多く消費する季 節なので、資源エネルギー庁 では、二月を「省エネルギー 月間」と定めています。現在 は原油価格の低下や円高の影 響などで、エネルギー事情は ひところほど悪くはありませ んが、こういう時こそ油断せ ずにエネルギーを効率よく利 用する習慣を身につけたいも のです。 「心から笑顔をそえて,あいさつを」

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