広報かつら No.202 1987(昭和62)年 1月
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豹霧揖闊油探髄組敷鵜細浦儒肱新鹿齢摘鰯燻怨敵競闘閥掩髄教範1月号 広報かつら韮韮(4)菜 磨封姜芸賀護蜜瞥董野暮ん〞巌雷電室萱▼露褒重量点書房義一毒筆怒警益警湾賢覧髪葦露∫ あけましておめでとうござい ます。皆様お揃いで良いお正月 をお迎えになったこととおよろ こび申し上げます。昭和六十二 年もまた皆様にとって良い一年 になりますよう心からお祈りい たします。 昨年十一月には、三原山の大 昭和六十二年の新春に当り桂 村の皆様のご健勝をご祈念申し 上げますと共に、農業委月食を 代表して年頭のご挨拶を申し上 げます。 私共の行政は農業経営の合理 化をはかるため優良農地の確保、 担い手育成を重点に努力をはか って取組んでおります。現状を 新年のご挨拶 種村教育委員長 所 正〓 年頭のご挨拶 種村農業委員会長 小林 弘 噴火によって、島の全員が島外 に避難を余儀なくされました。 そして約一ケ月の仮住居は、何 程か不自由であったことと深く ご同情申し上げますと共に、こ うして平穏に正月を迎えること ができたよろこびが申訳ないよ うな気がいたします。 見ると米をはじめとする農畜産物 の過剰、食糧自給率の著しい低 下、担い手の不足、農用地の遊 休化などに加え農畜産物の輸入 自由化問題など、深刻な問題が 山積みしております。米の問題 について見ます時、生産調整に ついては米のボス上二期の水田 農菓確立対策が決定し、生産調 ㍊ぺ込義一義警邑孝匡‘雷譲琶ん整勅書電Ⅳ器蔓轟い童㍊喪競藁竃慶 しかしそのお正月も、たった 一人ばっちであったらどうでし ょうか?。何人かの家族、家庭 があってこそ楽しくもあるわけ です。毎日の仕事に精が出るの も、楽しい家庭がその支えにな っているわけです。そしてその 楽しい家庭はまた、子供の将来 にとって最も大切な教育の場で もあるわけです。 苦から「三つ児のたましい育 まで」といわれていますが、人 間のの性格は、大体五歳ごろま でに形づくられるといいます。 したがって家庭での子供の教育 整がはじまって以来の正念場を迎 えたわけでございます。然も配 分については、行政と生産者団 体が共同責任で生産調整して決 定することになり、二千年と言 う長い歴史をもつ国の稲作生産 構造の変革の暗が到来したので す。明治維新の国の大転換同様 農民の革命的判断の重要性が迫 ったと考えます。農業者、農業 団体が自らの問題として大いに 奮起し加州米等輸入を阻止する ための、農民自らの判断を下す 時であります。 安いからといって輸入を許し たなら米はあふれて農地は荒廃、 は、「しつけ」がその中心になる / わけであります。しかし家庭の 教育は、学校教育、社会教育のよ うに、一定の組織をもって、計 画的に行われるものではありま せん。自然に、無意識的に、い つとはなしに行われる教育であ ります。「子供は親の背を見て育 つLといわれるのもこのためで あり、その真髄は、「首の説法よ り一つの行動」にあります。 真に家庭教育の効果をあげる ためには、親の生活が子供の手 本となること、明朗な家庭をつ くること、そしてなるがままに ノ\ 日本の独立すら危ないと、米の 自由化反対の決議が行われたこ とが報じられております。 老齢化が進む現在新しい担い 手を育てるためにも、私共行政 のみにては判断が致し兼ねます。 農業者一体となって判断し、村 の農業の明日を考えて行く事が 最重要です。忌悍のないご意見 をお寄せ下きる事をお願い申し 上げます。しいて私共行政の考 えを申し述べますと、明日の担 い手は必ず少数精鋭になる事を 考、え、現在頑張っておる農業後 継者の充実をはかり、村のオペ レーターとなる方向づけをはか 机勘摘発用が箋韻染指建・ノ夢㌔当ノ.息唇猛者婆鼓重「-薔7.夢養慧慧・家集頚慈ず する放任的態度ではなく、また 親の考えを押しっけていく圧制 的な態度でもなく、時代の感覚 にもとづき、子供の気心をよく 汲んで相互に話し合い、理解の 上で事をきめて行く態度が必要 であります。 誰しも観であり、祖父母であ るものが、子供の、孫の、幸せ を願わない筈はありません。子 供達が、「生れて釆てよかった」 と全身からわきでる喜びに浸れ るように、どんなにでも手をさ しのべてやりたいものです。 ると共に、水田同様畑地の整備 をはかり大親揆経営に運ぶ土地 の衣替をする事が最先端の仕事 であり、私共の責任であると信 じております。最後に農業者の 老後の安全に役立つ、農業者年 金制度と農業者労災保険特別加 入組合につきまして、十分のご 理解をいただきたくご依頼申し 上げます。 本年もよろしくご指導、ご協 力をお願い申し上げ、新年のご 挨拶といたします。 ☆ ☆ ☆ 「あいさつは,まずぽくからわたしから」
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