広報かつら No.201 1986(昭和61)年 12月
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黙諾祥社業※韮発意業苦先鑑祥諜欝詳荘韮業苦黙苦茶課業黙諾沌某誌薫業 ほ月号 広報かつら詳蕊(ヰ)我 1蹴訝国際居住年 lYSEj JnternationaJYear of SheJter †or the Homeless 国際居住年 ●二十一世紀に向けてより良い住まいづくりを ●開発途上国に対する国際協力の推進を 国際居住年の 公式シンボルマーク このシンボルマークは,国連の 人間居住センターが定めたもので, 三角形は嘩居を,中央の人間の姿 は世界のすペての国のあらゆる人 種の人々を意味しています。周囲 のオリーブの枝は,国連のシンボ ルです。 日本では、国際居住年の趣旨を摩ま、え、次の二つの分野での動を積極的に行っていくこととしています。 ①国際協力の推準…:開発途上諸国の深刻な居住問題の改善を支 援するため、さまざまな形での国際協力活動を推進していきます。 ②国内の居住水準の向上……欧米先進諸国と比べ、立ち遅れの見られる日本の居住水準の向上を長期的視野に立って進めていくため、各種の活動や施策の推進に努めます。 政府は、今年四月に設置された「国際居住年推進本部」(本部長 は内閣稔理大臣、副本部長は建設大臣および国土庁長官)を中心 として関連施策の推進に努めていくこととしています。しかし、国際居住年をより実りの多い年とするためには、地方公共団体、民間団体、さらには市民レベルにおいてもさまざまな活動が行われることが不可欠であると言えましょう。 この国際居住年を機会に、一人一人が日本の、そして世界の居住問題をもう一度見つめなおし、その改善について考えるとともに、関連する各種の活動に積極的に参加することが期待されています。 現在、世界には家のない人々が釣一億人います。また、世界の人口の約四分の一は不十分な居住状況にあるといわれています。特に、多くの開発途上国は、都市部のスラムなどの深刻な居住問題を抱えていますが、人口の急増や大都市集中などによって、今後それらの問題がますます悪化していくことが心配されています。一方、日本をはじめとする先進諸国でも、居住水準の改善は例外なく大きな政策課題となっています。 国連は、西暦二〇〇〇年までの長期的な展望に立って、世界各国の居住問題の改善を促進するために、一九八二年の絵会で、来年の一九八七年(昭和六十二年)を国際居住年と宣言しました。 「あいさつは,まずぽくからわたしから」
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