広報かつら No.198 1986(昭和61)年 9月
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‡・9・・・広報かつら 9月号・・・‥・・・・・1・・ 転作を強ひられし田に大豆蒔か む堀りつぐままに水も湧きくる 綿引 栄子 言葉みなひとつひとつが胸に泌 む通夜の枕辺に話する御詠歌は な 渡辺千妙子 いつの間に吉葉落ちしか木犀の 照菓やはやはと風に響りゐる 大越 久子 冬枯れの山の林に老いわれは苗 床用の落葉掻きする ためです 値段も安く、手軽に乗れると いう利点から、バイク(二五〇 ∝以下) の利用者が増、え、バイ クの保有台数は、六十年度末現 在千六百六十万台を超えていま す。それとともに、バイクの事 故も増、え、昨年は十掲万五千件 と、仝交通事故件数のほぼ四分 の一に達しています。このうち バイクが加害者となっているケ かつら文芸 誰よりも あなたの 短 歌 桜井 肇 尼港碑を抱くがに咲く山桜夕日 に染みてしばし朱に見ゆ 大森やよひ 萌ゆる草黙々と取る吾の背に金 魚売りの声ひと際高し 大森 久子 自らのあげし填をまとひつつ対 岸の工事場をダンプ行き交ふ 高堀よしの ゆるやかに坂下りつつ春めきし 我が村を見る十七年を経て 猪野一江 手造りのハムを友らと試食せし 如月のひと日楽しかりけり 石井きぬ子 自賠責 -スが四万五千件もあり、死傷 者も多数にのぼっています。 小さなバイクだからといって油 断は禁物。バイクの起こす人身事 故も軽視はできません。無保険 (無共済)で死亡事故でも起こし たらそれこそ大変です。 バイクにも自賠責保険(共済) への加入が法律で義務づけられ ています。無保険(無共済)で走 起抜の我に気づきて忽ちに押し 合ひにつつ金魚あぎとふ 杉山みち子 電磁力受けたる如き手応を忘れ 得ずしてわれ山女釣る 小林 忠之 以上文化協会文芸部会員作品 バイクには車検制度がないこと もあって、自賠責保険(共済)の 継続契約をつい忘れがちです。 もし、契約切れになっていた らもよりの損害保険会社、代理 店(バイク店、自転車店等)、 農協へどうぞ′ 一年契約 八、000円 二年契約一一、五〇〇円 三年契約一四、五〇〇円 自賠責保険料(共済掛金)は 長期契約ほどお得になります。 ると、六ケ月以下の懲役または五 万円以下の罰金、さらに違反点数 6 点 と な り 免 停 処 分・ と な り ま す お 詫 び 広報かつら8月号で7ペー ジ子供自転車大会の写真と8 ページママさん健康教室の写 真が入れ違いになってしまい ました。お詫び申し上げると 共に訂正させていただきます。 ∵ :二∴_∴ 国や地方公共団体は、私たち 国民が豊かで安定した暮らしが できるようにいろいろな活動を 行っています。 税金は、国が活動をするため の大切な財源であり、私たちに とって、共同社会を維持するた めのいわば会費であるといえま 税金はみんなのために使われています 一 社会に生きる税 す。そのため、私たちは、単に 義務として税金を納めるだけで なく、税金の使いみちについて も十分に知る必要があります。 私たちの納める税金がどのよ うに使われるのか、そのあらま しは次の図のようになっており ます。 「あいさつは,まずぼくからわたしから」

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