広報かつら No.198 1986(昭和61)年 9月
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革義軍認諾嘉義#謀盛儀盛儀髄盛儀髄髄盛儀髄牒償塚僅穣儀儲儲儲麗儲穏広報かつら 9月号韮業(6)試 ト孫娘 伸丸城 加藤木あずさちゃん9月4日生 弘・由紀江さん二女 「ワタシ 末っ子の 甘えんぽさんヨ′ 今、アンヨの練習中なの」 ▲上土下 田島 森田 秀一くん 9月4日生 伸一・登美子さん長男 「いつもお姉ちゃんと遊んで 夜もいっしょに寝ています」 ト錫高野 芝立 高羽 亜紀子ちゃん5月28日生 邦人・綾子さん二女 「ちょこんとおじぎをして 〝こんにちは〞が できるようになりました」 / \ 「ぼくの持っているもの 何かわかるかな?」 ▲下士下 堀の内 小貫 正人くん 9月29日生 節男・道子さん長男 「ぽく,いたずら 大好きで-す」 ・-■ ‾・ 、 ■・ ・■ ● 感茫柵拳盃≡= こってりした料理を好む子供、 あっさりしたものを食べたい大 人、塩分を控えなければならな いお年寄り - といったように、 食事に対する要求は、年齢や体 の状態、好みによって一人ひと り違います。同じ家族とはいえ、 子供からお年寄りまで、だれに も喜ばれる食事を作るというの は至難のわざでしょう。 材料や料理のとり合わせに気 を配ったり、味つけを工夫した りと、主婦は家族それぞれの好 み、要求に沿うようやりくり算 段しなければならないからです。 しかし、そう努力することが、 結果的に栄養素のバランスもと れた食生活につながっていくの です。 ところで、この食事づくりと いう行為は、他の動物には見ら れない極めて人間的な活動の一 つです。家族への愛情を込めて 味つけや盛りつけに気を配ると いったことは、ほかの動物には まねのできないことだからです。 食事づくりが、人間的な活動 の典型であるとか、調理が極め て高度な創作活動である、とい .ト∵h十.、、-∴・ どれも同じよ うな加工食品が多く、食品の組 み合わせの単調さは否定できま せんでした。また、全体的に野 菜の量が少なく、なんと全体の 四割に当たるお弁当に、野菜が ほとんど使われていませんでし われるのもそのためでしょう。 おざなりになりつつある 食生活 ところが最近、その最も人間 的な活動であるはずの食事づく りが、おざなりにされているよ うに感じることが少なくありま せん。 心のひだを広げる 食事づくりを 女子栄養大学教授 食生態学 足立 己幸 以前、小学 生が持参した お弁当を写真 に撮って、ど んな食品が多 く使われてい るか調べさせ ていただいた ことがありま す。どのお弁 当も盛りつけ はたいへんに きれいなので すが、内容は た。 加工食品や惣菜食品は、材料 がすべて組み合わせ済みですか ら、家族の体の状態や好みに合 わせて量や味つけを調節する、 といったことがほとんどできま せん。利用するのであれば、せ めて手料理を一品つけ加えると いうような配慮がほしいもので す。 家族全員が 食べることを大切に このような話をすると、「忙 しくてとても理想どおりにいか ない」と言われる方がおります。 しかし、「食べる」ことにもっ と比重を置いて、毎日の生活を 送っていれば、食事に対する配 慮は自然と行き届くようになる のではないでしょうか。 また、主婦だけでなく、家族 の一人ひとりが、食べることを もっともっと大切にしていけば、 食事を媒介として家族のきずな はより強く、心のひだも広くな っていくと考えられます。 「あいさつは,あなたと私をむすぶ橋」

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