広報かつら No.198 1986(昭和61)年 9月
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諾(5)試試広報かつら 9月号野菜黙荘讃義裟讃強議盛儀瀾盛儀髄髄髄牒藩閥藩閥堰堤牒僕慄牒深溝牒塚 醐マム甘折▲▼▲▼Å▼▲▼▲W▲▼Å▼▲▼▲▼▲WÅ▼▲▼▲岬†▲W▲▼▲W㌦▲W▲恥叫 ト くl ト さ ■● ●・ 長い老後をどう生きるか ■ Lw州肌W州隅Wふ肌W州肋間皿人生80年時代をむかえて 健康は自立自助の基本 人間であればだれしも、死ぬま で自立自助の精神で、つまり他人 のお世話にならずに過ごしたいと いうのが一つの目標であり、願い であると思います。 自立を確保するためには、まず 健康であることが必要です。健康 づくりは他人に頼るペきものでは ありません。自分自身の努力の成 果として現われてくるもので、そ の意味でも健康は自立自助の基本 といえます。 男の自立は まず家事から 男の自立 - 社会的には職業人 として自立し、経済的にも家族を ′ヽ /し 長い老後をどう生きるかーーー▼〝人生ハ十年″時代をむかえて、 わたしたち一人ひとりガ真剣に取り組まなければならない間蓮 です。 日本人の平均寿命は大幅に延び、現荏六十五歳の人の平均余 命(あと平均して何年の余命ガあるか)は男性で約十六年、女 ところが、定年後の長い老後生 活では、仕事よりも、日常生活上 向き合うことが次第に多くなりま す。食事をはじめとする自分の身 の回りのことが、それなりにでき るかどうか1一人の人間として の自立が問われる時期でもあります。 そのためにはまず、奥さんと一 緒に家事をやってみる - 自立へ の挑戦を心がけていただきたいと 思います。 抱えで人並の生活を維持している 人が、こと日常生活の面では奥さ んにすっかり依存している場合が 少なくありません。家事や近隣社 会の付き合いはことごとく〝女房 任せ〞で、自分は〝仕事人間〞を 決めこんでいるのです。これでは、 一人の人間として自立していると は言えません。生活者としての存 在感が希薄なのです。 コミュニティづくりの 先頭に立とう 日本社会事業大学教授 三浦文夫 女性の自立は社会的なものです が、男の場合は、自分自身の自立 の問題であり、ひいては老後をど う生きるかにつながる大事な問題 なのです。 行政が 肩代わりできない面 定年などで第一線の職業生活か ら退いたにしても、それは決して 社会そのものから引退したわけで はありません。これまでに培って きた豊かな知識と経験を、広く社 会のために役立てていただきたい のです。 いま、コミュニティの復権が叫 ばれています。 行政サービスがより充実し、い っそうキメ細かな施策が展開され るようになっても、行政が肩代わ りできない面があります。人間的 なつながりによる連帯感の共有、 Jし 性で十九年です。いまや〝余生″というような人生五十年時代につ <られた考え方や生き方は、大きな見直しを迫られています。 人生八十年時代の豊かな老後生活とは? ≡清文夫・日本社 会事業大学教授にお話をお聞きしました。 情緒的な心の安定、孤独をいやし てくれる仲間意識、生きる気持ち の張り……などで、これらはすべ てコミュニティの活性化によって もたらされるものです。 コミュニティづくりを 担う コミュニティづくりには、その 地域に長く住み、しかも十分な余 暇があり、豊かな社会的経験をも つ人が通しています。 これらの条件を最もよく満たし ているのが、ほかならぬお年寄り の皆さんです。大いに地域社会活 動に取り組んでいただきたいと思 います。そうすることが一方では 自分自身の生きがいの創造にもつ ながるのです。 お年寄りの豊かな知識と経験が 十分に生かされないのは、大きな 社会的損失です。 コミュニティづくりの中心的な 役割は自分たちが担う---そうい う自覚をお年寄りの皆さんにぜひ もっていただきたいと思います。 「あいさつは,家の和,人の和,世界の軋.

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