広報かつら No.184 1985(昭和60)年 7月
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試用l)嘉某広報かつち 7月号試義妹共謀論詰諾業藁詫耗韮諜盛儀盛儀髄髄腰髄髄属領牒髄牒髄髄閥牒牒 かつら文芸 短 歌 野火燃えてそこのみ明し仔犬走 り雪もよひ空風立ちにけり 綿引 栄子 みひらきて何を見つむる初孫の つぶら瞳に光満ちくる 杉山みち子 寒々とみぞれまじりの雨降るに 牡丹園のみ明るかりけり 石井きぬ子 目覚むれば白いショールのよく 似合う山の木立の雪化粧かな 試歩楽し肯き踏む程病癒ゆ 桐原 桂花 花明り部屋に満たして退院す 宇野 英一 病む母に花見の疲れ言はぎりし 伸宮 瓶子 仁王門万菜の花に囲まれて 小林 息之 停める僧に落花の一としきり 金長 渓舟 牡丹咲く雨の重みに耐、んながら 加藤てる子 落花浴びいま開眼の大師像 ′し猪野一江 宴白くなりたるわれもをみなゆ えためらひもなく淡く紅さす 高堀よしの みぞれ雪一夜明く.れば織りなせ る樹氷となりて春の陽に映ゆ 大森 久子 雪やみて明けたる朝の碧空に凍 辛はな てし霧氷の精確ふ 大森やよひ 挿木して首育てたるサザンカは 花をつけたり桃色の八重 桜井 肇 咲ける花まばらなれども集いた る友あまたにて宴華やぐ 河又 市街 渡辺千妙子 移りゆく世のごとすでに葉桜に 加藤木藤市郎 風和む木の芽の中に心置き 広木 久枝 牡丹寺牡丹のすべてつばみたる 黒沢 保子 城跡のあざみのことに浪ゆしと も 星野 なみ 花の宴忽ち散らす一書火 小林 適量 盃に映る我が影花に酌む 小林都喜子 種落す慈悲心鳥の野は貧し 青柳 貞子 とも 相互に弾雨の中を生き抜きし友 病むと聞く氷雨降る朝 山崎 嘉穂 一鉢のさくら革求め釆て誰れに 告ぐる程なき我が誕生日 渡辺千妙子 峡に住み芝焼きといふ村仕事あ りて盲日をり暮らせり 小林 息之 ◎おわび◎ 4月号短歌中石井きぬ子作の 「波方に」は「彼方に」の誤り でした。おわびして訂.正いたし ます。 月刊俳誌「草笛」より抜葦 桂村文芸部より誕生した俳誌 「草笛」が、現在小野草葉子先 生を主宰とし、栃木県、山形県 の人達も加わり、入十余名の会 員となりました。入会希望の方 は左記まで御連絡下さい。 尚、五十三名に依る合同句集 「草笛」も希望の方には頒布致 します。 連絡先 桂村孫根五二 草笛編集同人 青柳 貞子 (℡錮-二五六〇) 6.月9日㈲下阿野沢きつき愛 好会の主催による、下阿野沢高 令者クラブの会員を、招待して 次の方々より桂村社会福祉協 議会へ寄付がありました。 ●孫根 小林 厳様金一万円 ●水戸ヤクルト販売株式会社様 金五、九八四円 ●桂村ゴルフ協会様 金一万五千円 又沢山小学校へ次の方々より ふ石工㌧わ‥志 もりポセ、-ご丁‥ま-た 敬老会が行われました。 さつき愛好会の方々は多年、 仕事や勤めのかたわら、丹精込 めて造り上げ見事に咲きほこる 自慢のさつき数十鉢を持寄り、 小林靖典様宅に展示、高令者ク ラブ員の目を楽しませました。 また、座敷には、沢山の御馳 走とカラオケを用意して、たの しいひとときを過ごしました。 このような思いがけない御招待 に心温まる思いを残し、さつき 愛好会の皆様に心から感謝し、 帰宅しました。 (下阿野沢関 四郎) 寄付がありました。 ●桜井 清書様 竹ぼうき 十本 ●上阿野沢老人会様 ぞうきん一〇〇枚 ●下阿野沢老人会様 ぞうきん 二三枚

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