広報かつら No.182 1985(昭和60)年 5月
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羅(7)嘉喜広報かつら 5月号蓋諜滋養嘉嘉お渡来嘉義光詫詑我先嘉喜就業業m諾駕業斑岩滅茶妹菜謀 一年間に失う森林は 本州の約半分 現在、世界の森林資源は一年 間に約一千百万ヘクタールずつ 失われているといわれています。 毎年、本州の半分に当たる森林 が姿を消していると言えぽ、こ の間題がどれほど深刻かが分か るでしょう。 これは、急激に人口が増加し ている開発途上国が、食糧確保 のために森林を燃やして畑を作 る「焼畑移動耕作」を行ってい ること、燃料用として大量の木 材を伐採していることが主な原 君の未来 ,85国際森林年 困です。 一方、先進諸国では、大気汚 染による酸性雨の影響で、樹木 が枯れてしまうといった新たな 問題が持ち上がっています。 世界の森林の減少は 〝他人事″ではない わが国は国土の三分の二が森 林。そのうちの四割が人工林と いう林業の先進国です。しかし 同時に、わが国で消費する木材 の半分以上は海外に頼らざるを 得ないと.いう状況▲にもあり、世 界の森林の減少を〝他人事〞と 楽観してはいられません。 森林のもつ働きが見直されています。空気を浄化する、水源を 守る、山崩れや洪水を防ぐ ー こうした働きに加え、最近はレク リエーションと健康増進を兼ねた〝森林浴″などの保健休養の働 きも、大いに注目されています。 と二ろが今、世界に目を向けると、この大切な森林が地球的規 模で減りつつある、という重大な事態が起こっています。 今年〓九八五年)は「国際森林年」1世界の人々に〝緑〞の 効用を呼びかけ、減少を続ける世界の森林に歯止めをかけようと、 昨年十一月にFAO(国連食糧農業機関)が決議したものです。 「乱際森林年」に当たり、わたしたちは何をすべきかー森林 の重要性を改めて考え、か緑″を増やす活動を活発にしていきたい ものです。 の趣節 そうし美ことから「国際森林 年」に当たり、わが国は、国際 協力事業団などを通じて行って いる海外林業協力事業を拡充し ます。一方、国内ではさまざま な森林対策を進めるほか「国際 森林年」にちなんだ行事が行わ れます。 しかし、何より大切なことは、 わたしたちのだれもが森林の効 用を理解し、〝緑″を大切にしよ うという気持ちを持つことでは ないでしょうか。 まずは、身近なところから積 極的に〝緑″を増やす行動を起 こしていきたいものです。 近年、農作業の機械化が進み、 機械は農業経営になくてはなら ないものとな 業機械による事故もふえており、 毎年釣一五〇件も発生し、十数 名の方が尊い命をなくしていま す。 次のことに注意して事故のな い安全な農作業を進めて下さい。 「∵新しい機械を使う時は、必 ず機械の取扱い説明書を読ん 有線放送をより良い番組にす るために、自主番組の編成等を 行う、有線放送企画委月が決ま りました。地域の話題等があり ましたら企画委員までお知らせ 下さい。 なお、有線放送施設も42年開 局以来柑年目に入り、その間に 50年度にクロスバー交換機を導 入、53年度よりケーブル線の張 替え等を行ってまいりましたが 電話機部品の品切れのため通話 等に不便をおかけしております が、今年度電話機を新機種と交 換し、引込線、宅内線の張替え 農作業を安全に ノ■_t、 有放企画委員決まる を行います。 ◎企画委員 坪地区 広木郁夫、今瀬ミイ子 岩船地区加藤木正道、金長輝江 沢山地区 矢次 修、徳宿邦忠 田口小枝子 普及所 丸山昭子 桂農協 武井好幸 ◎協力員 群小学校 青木圭子 岩船小学校 寺田勝平 北方小学校 小滝珠美 沢山小学校 梶奈美子 桂中学校 武藤泰邦 中央公民館 岡本 要 で、正しく使いましょう。 ニ、作業のはじめと終わりには 必ず整備点検をしましょう。 三、作業の計画を立て、無理の ない作業をしましょう。 四、きちんとした身仕度で作業 し、腰手ぬぐいや首まきは絶 対やめましょう。 五、適当な体けい時間をとり、 過労や睡眠不足にならないよ うにしまLよう。
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