広報かつら No.169 1984(昭和59)年 4月
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:阜 3:・・・・広報かつら 4月号・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!・・←††・・・-!・・・・・・†・・・・・1、 昭和五十九年度においては、 地方財政が引続き大幅な財源不 足の状況にあることにかんがみ、 一般行政経費の見直しと経費節 減の合理化に努め、財源の主柱 である地方交付税の一般財源が 地方財政計画において前年度を 下回る点に留意し、限られた財 源を重点的かつ効率的配分を図 り、健全なる財政運営を基本と して、住民福祉の確保に努める べく、その生活基盤となる社会 資本の整備を計画的に推進し、 本村の指標であります「明るい、 豊かな、活力ある、緑の村」建 設をめざし H住民福祉の充実と教育の振興 0農林業と商工業の振興 日生括環境と生活基盤の整備 を柱として、桂村第二次稔合計 画、過疎振興計画、新農業構造 香 長 村木 桂 鹿 改善事業、農村地域定住促進対 策事業、更に団体営土地改良総 合整備事業等制度資金の活用を 図って事業の推進をいたします。 また累積する地方債の償還に 備えるべく財政調整積立金への 積立を行い長期計画のもとに、 財政健全化をめざし、国・県の 施策に呼応して、出来得る限り 効果的に住民の要望に答えるべ く留意し、予算を編成いたしま した。 その結果一般会計予算総額 一、五一八、六〇〇千円となり 前年比七・八%減となりまし た。 住民福祉の充実と 教育の振興について 高齢化社会の移行に対応すべ く村民の健康づくりの指導推進、 各種検診、衛生教育、老人保健 制度等の趣旨と併せ老人福祉セ ンターの利用促進に努めます。 又、老人保健会計と国民健康 保険税の負担軽減をはかるべく 二九、一五三千円の繰出を計上 いたしました。教育振興につい ては、各小中学校の施設の環境 整備と内容の充実整備を図って 参ります。 又、社会教育、公民館活動の 充実には各種学級、教室、講座 の開催による生涯学習の展開と 青少年の健全について地域ぐる みで非行防止と健全育成を期す べく村民会議が組織協力により きめ細かな対策を樹立し推進し てまいります。 日常の生活は、健康でありま すよう「我が村の体力づくり」 運動をさらに振興すべく指導者 の養成を図って、スポーツの基 本を日常生活に定着させ、人間 関係がより深まるよう推進すべ く予算計上いたしております。 農林業と商工業の 振興について 農業の組織化と農用地の高度 利用、安定した生産力と農村環 境の条件整備を図るべく前年に 引続き新農業構造改善事業、農 村地域頑佳促進対策事業、団体 営土地改良総合整備事業を柱と して畑地の基盤整備、農業近代 化施設、暗渠排水整備事業、幹 線農道の整備事業、多目的集会 施設整備事業、ふる里センター の建設事業を重点に推進し、更 に桂土地改良区、岩船土地改良 区の施設整備、桂ため池整備事 業等引続き実施して参ります。 なお、国の施策であります水 田再編対策事業については、第 三期対策として概ね前年同様固 定化される予定であり転作作物 の選定、団地化等国の奨励制度 の活用を図って参ります。また、 継続事業の県公社営畜産基地建 設事業についても、早期完成を 期すべく推進して参ります。 かねて要請のありました桂村 農業協同組合事務所建設資金の 助成についても計上いたしてお ります。 商工業の育成については、小 売店舗の近代化と指導体制の強 化が図られるよう可能な限りの 運営費の増額助成を計上いたし ました。 広域営農団地整備計画に基づ く広域農道も年々工事が継続さ れておりますが事業推進につい ては国・県に早期完成を期すベ く要望してまいります。 企業の誘敦と雇用の増大せ図 ることが重要であり困難な課題 もありますが五十八年度の実績 と併せ積極的に努力してまいり ます。 生活環境と生活基盤 の整備について 桂村第二次総合計画、過疎振 輿計画に基づき、制度資金の活 用を図って住民の生活基盤とな る生活道路の改良、舗装、村営 住宅の建設、消防施設の整備を 実施して参ります。 また懸案であった広域事業の ごみ処理施設も4月には稼動の 運びとなっております。こうし た広域的事業量の増加、更に各 特別会計への繰出等も行わぎる を得なく財政調整積立金の基金 繰入をせぎるを得なく予算計上 いたしました。 「あいさつは,家の和,人の和,世界の和」

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