広報かつら No.165 1983(昭和58)年 12月
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喜(5)罪粍広報かつら ほ月号漑離昭輝恥獅ほ灘那闘減勝野=閉脚湘闇漕脚別相澤憩別路 県北過疎地域に繚走されてい る十一市町村の住民を対象に振 興策を探る「新しい魅力の創造 と若者の定着を目指して」と還 して過疎振興シンポジウムが11 月13日御前山村民センターで開 かれました。本村より村長外14 名が出席し、農業後継者クラブ 代表の宮本新氏が桂村の農業の 現況と問題点を発表しました。 昭和58年度東茨城郡内各町村 の子ども会員が一同に会して、優 良子ども会等の選奨及びスポーツ 交歓試合を行うことにより、会 員相互の理解と親睦を深め、子 過疎地域振興シンポジウム開かれる ′t\ 都子ども会の集い乳腺 ども会活動の振興を図ることを、 目的に11月13日(日)桂村を会 場(村民体育館、桂中、坪小グ ランド)にして行なわれました。 本村では、優良子ども会の部に 下阿野沢子ども会、育成会(後援 会)の部で上阿野沢子ども会育成 会がそれぞれ選奨され、スポー ツ交歓会では、本村代表の下押 子ども会がソフトボール大会B ブロックで準優勝、北方・高久 子ども会がミニバスケット大会 Bブロックで準優勝と健闘され 県民の日である当日は各会場と も多いに楽しみ、笑い、柏手が あり親睦を深めた秋の一目でし た。 お年寄りを いたわる気持ち 相手の身になって考える - これこそ、寝たきりのお年寄り を看護するときに、最も大切な ポイントでしょう。 まず、自分がその立場だった らどうしてほしいか、考えてみ てください。次に、いくら相手 の立場に立ったつもりでも、ま た食い違いがあるはずだと、さ らに一歩距離をおいてみるので す。その上で、食い違いを埋め る努力をする ー 庵たきりのお 年寄りを心からいたわり、看護 する気持ちは、ここで初めて生 まれるといえるでしょう。 相手のために良かれと思って したことも、気に入ってもらえ ないと気まずい雰圃気になって しまいがちです。しかし、そん なときは、とにかく理屈抜きで 謝るようにしましょう。〝そんな つもり.ではなかった〞などの言 い訳は、かえってお年寄りの心 相手の身になって考える /し 繰り返しの話にも か聞き上手″になる 年をとり、ただでさえ弱った 心や体には病気がおおいかぶさ り、寝たきりのお年寄りの胸中 には不安と寂しさが渦巻いてい ます。つい詰も愚痴っぼくなっ たり、繰り返しが多くなったり しますが、周囲の人は〝聞き上 手〞になることです。間違って も「また同じこと言って……」 とか「さっきも聞いたわよ」な どと言わないこと。何十回同じ を閉ざしてしまう原因になるこ とがあるからです。 話を繰り返そうと、話すという ことは、相手を信頼し、心を許 している証拠なのだということ を心得ておきましょう。 何より大切なのは、お年寄り から、自分で回復しようとする 意欲を引き出すことです。その ため.の慰めや励ましができるの も家族ならではのこと。根気強 く、適切な看護で、お年寄りの もっている心身の機能や能力が 十分に発揮できるよう、手助け をしてあげたいものです。

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