広報かつら No.165 1983(昭和58)年 12月
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乱闘膵灘献闘消繭粥絹欄脚那相磯臆翫柑癒鶴別路雄勝別路広報かつら12月号操業(2)黙 アルコールは 体の機能を低下させる 飲酒運転を犯したドライバー の〝自己弁護″▲---1その主なも のは次のとおりです。 ①あまり酔っていないと思った ②酔った勢いで ■野川防も 取口召ドライバーの皆さん、「まあ、堅いこと言わないで、ビ ール一杯ぐらい」などと勧められて、つい飲んでしまっ たことはありませんか。「少しの酒なら、かえって運転の 腕がさえてくる」などと本気で思っている方はいません か。とんでもない思い違いです。 今年の一月〜八月に、全国で起きた飲酒運転による死 亡事故は五百〓十二件。スピード違反(千三百三十一件) に次いで二番目に多く、相変わらず〝飲酒運転〞が後を 断ちません。 年末年始は、忘年会や新年会などが続いて、酒を飲む 機会がどうしても多くなります。ドライバーの皆さん」 〝乗るなら飲むな、澱んだち乗るな″を合言葉に、安全運 転を心がけてください。 年末・年始交通事故防止県民運動 % ③ひと休みして酔いがさめたと 思った ④翌日の仕事に辛が必要だから ⑤今まで飲酒運転で捕まったこ とがなかったから ト音上長言い訳をすること計 . 体、アルコールの人体に与える 影響を理解していない といっ▼ていいでしょう。 酒を飲むと、体の働 きには次のような変化 が見られます。 \ ′ll . ■ ■ヽ 一 ▲戸一-才 一 ■一ト】ヽ’一一山- ′ ■一 また、一時停止も無視したり、 肝心わ連転操作も遅れがちにな ってしまいます。 ドライバーの中には「酔わな とり ...一/ 酎那那鋸糾い打酢芳彦整に比 第一に、視覚の働きが鈍くな り、視野が狭くなります。 第二に大脳の働きが低下して 判断力が鈍り、自制心も弱まっ てきます。(酒を飲むと、運転 の脱がさえるというのは、アル コールによって大脳が麻ひした ために起こる錯覚で、運動機能 はふだんよ巧もずっと低下して います) さらに、集中力が鈍ったり、 精神的にも不安定になるなど、 酒が人体に及ぼす影響は、車の 運転にとって好ましぐないもの ばかりです。 ビール一本で 危険度は二・五倍 酒を飲むと、認知・判断・実 行という運動に必要な能力がグ ンと落ちます。このため、信号 や置畏簡を見落した、歩 /. も恥ずべき行動と亭え〝 ) 草す。 血 道路交通法は「何人も “ 盲気を帯びて車両等(自 首皐、原動機付自転車な 盲)を運転してはならな 山 ㌃」と定めています。そ “ 「と知りながら、酒を鉄 血んで卑を運転することは 「 †・ドルを握るードライバー 叫である以上、必ず守らなければ らない基本的なモラルの一つ -〓」,‥ ∵.1」.}〓く=〓」=〓〓」ミ∴∵.パ」㍉㍉∴∴∵」」㍉パリ〓」 …常に心身ともに万全の状態で ベて執行猶予が少なく、実刑、 厳罰主義がとられていますが、 飲酒運転で罰せられるのはドラ い程度の酒なら大丈夫」と、本 気で信じ込んでいる人もいるよ うです。しかし、決して〝大丈 夫〞でないことは次のデータで も明らかです。 ドイツの医学者フロイデンベ ルグによる「血中アルコール濃 度と事敵の危険度」の調査によ ると(長山泰久著・ドライバー の心理学)、ビール一本を飲んだ 状態で皐を運転した場合、アル コールが体内に全くないときに 比べて、死亡事故の危険度は二・ ノ 、〉ヽ 飲酒運転は モラルの問題 までもありません。 酒運転はしない」というドライ州 バーの自覚であること賢一官「 して大切なのは「私は絶対に飲 イパーだけではありません。目 上の人などが、酒を飲んでいる 人に車の運転を強要すると処罰 されます。また、ドライバーに 酒を勧めることも禁止されてい 五倍に増えています。また、死 亡事故につながらなくても、物 を壊したり負傷したりする事故 も増えており、少しの酒でも危 険なことを物語っています。 そのほか、あまりお酒を飲み すぎると、疲労や睡眠不足を招 き、翌日の運転にも支障をきた します。当日、酒を飲んでいな くても、体内に残っているアル コールの量によっては、飲酒運 転とみなされ、厳しく処罰され ることになります。 ます。 飲酒運転をなくすため には、家庭や職場、地域 社会などで、〝飲んだら乗 らない、乗るなら飲まな い、飲ませない〞という 鉄則を確立することです。 もちろん、それらにも増 1

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