広報かつら No.162 1983(昭和58)年 8月
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求(さ)嘉義広報かつら 8月号詫裁※嘉♯宰詫罪業繁#※裁許涼耗求欝諜鶉嘉滞米#謀議鑑塞謀試※※謀 〈いぎというときに備えて‥J ▼自分たちが住んでいる地域で はどんな災害が起こりやすいか を調べ、r災害が発生した場合に 備えて安全な避難場所と避難経 路を確認しておきましょう。 ▼停電したら真っ暗やみ ー こ れでは、お手上げの状態です。 懐中電燈、ロウソク、トランジ スタエフジオなどを用意してお きましょ、フ。 ▼避難するときの携行品を非常 袋に入れ、すぐ持ち出せるとこ ろに置いておきましょう。 非常袋には水にぬれても文字 が消えない筆記用具などで家族 の住所、氏名、生年月日、血液 型、避難予定地などを記入して おきましょう。 ▼お年寄り、子供、病人などの 日ごろの備えを万全に ために、ふだんから安全な場所 を確保しておきましょう。 〈台風が近づいたら…・) ▼ラジオ、テレビの台風情報を よく聞いて対策をたてましょう。 ▼家屋、塀などを補強し、清や 下水の流れをよくしておきまし ょ、ブ○ (避難するときには:=) ▼まず、お年寄り、子供、病人 を早めに避難させることです。 ▼災害状況を軽くみないこと。 デマに惑わされずに、消防、警 察などの防災機関の広報に注意 しましょ、フ。 ▼服装は行勤しやすいものが何 よりです。とくに頭にはヘルメ ット、または厚手の帽子をかぶ り、靴は底の丈夫なズック靴が 最適、手袋も用意しましょう。 「強い風と雨を伴った〝大型〞 で〝なみ〞の台風00号が、進路 を北北東に変、そ:L 台風の動きが気になってテレ ビやラジオのスイッチをひねる と、「強い、なみ、大型、小型」 といった言葉をよく耳にします。 もちろんこれらは台風の規模を 表現したものですが、いったい 何を基準にしているのかまでは、 あまり知られてないようです。 八片は台風のシーズンです。 適切な防災体制をすぐとれるよ うに、まずは台風の正確な規模 を判断できるようになりましょ 、つ0 入強・弱) 水が高い所から低い所に流れ るように、地球上の大気も気圧 の高いほうから低いほうに向か ( 台風の表さ″と〝大きさ″を知ろう 〝天災は忘れたころにやって くる〞有名なことわざを家族全月 って流れ込む性質があります。 台風は低気圧の一種ですから、 周りの空気は、気圧が非常に低 くなっている台風の中心に向か って、猛烈な勢いで吹き込むこ とになります。 つまり、台風の中心気圧が、 周りの気圧より低ければ低いほ ど風が強く吹き込むので〝強い 台風″逆に周りの気圧に近けれ ば近いほど〝弱い台風〞という ことになります。 〈大・小〉 次に、台風の大きさはどのよ うに表すのでしょうか。 台風を天気図に表わすと、そ の周辺の等圧線は木の年翰のよ うな同心円状となります。その 中の一〇〇〇ミリバールの等圧 線を基準にし、半径の大きさで 台風の大小を決めます。 例えば、半径が二〇〇キロか ら三〇〇キロを中型(なみ) の 台風、三〇〇キロから六〇〇キ ロを大型(大きい)の台風と呼 ぶわけです。 で肝に銘じて、台風による災害 を最少限に防止したいものです。 しかし、〝小型でなみ〞の台風 だからといって、決して安心し てはいけません。局地的に強い 風や雨をもたらすことがよくあ ります。 また、台風が遠い南の洋上に あっても、日本付近に低気圧や 前線があると、台風の刺激を受 けて局地的な大雨を降らせるこ ともあります。 台風の大きさ,強さの表現 大きさあ分類 強さの分類 程 度 1000ミリノヾ-ル の等圧線の半径 階 級 中心気圧 ごく小さい 100km未満 弱 い 990ミリバール以上 小 型(小さい) 100~200未満 な み 960~989 中 型(な み) 200-300未満 強 い 930-959 大 型(大きい) 300~600未満 非常に強い 900一-929 超大型(非常に大きい) 600以上 猛烈な 900未満

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