広報かつら No.149 1981(昭和56)年 11月
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ト 岩船 常葉 大きくなっ 芳子ちゃん8月26日生 ・恵子さんの長女 憩 選手む訝る鶴ノ で泳いだの′. 水泳の / ノ / 一 ただ / 粟 久保 のhりゆさ 加藤宜之くん 8月30日生 藤一・三代子さんの長男 るよ。- ー 琳 ひとりの者が、どういうわけ か主人の言いつけにそむいて 悪い事をしてしまいました。 すると、長者はたいそうお こってその奴を殺してたんぼ のすみへ埋めてしまいました。 村の人たちは、誰もそのたん ぼへ近よらなくなりま七た。 名も知れぬ草が茂っているば かりです。 何年かすぎて大きな戦争が 起こりました。戦争になると、 食物をたくさん用意しなけれ ばなりません。それで村の人 たちは皆で相談して、奴田に ㌢L紅-㍉ 1 た。放というのは主人の言 つけによって、いろいろの 事をする召使いのことです。 ところが、その奴のうちの J ∵も遠い昔のお話です。 やっこだ 『奴田のお米』 家には、たくきんの奴 こ)が使われておりま の長者がありました がとうノ といってお赤飯をたいてお 供えしました。 集まり奴さんのお祭りをしま した。 「奴さん、奴さん、御国に大 戦争がはじまりました。戦争 にはお米がたくさんいるので す。どうぞここにお米を作ら せて下さい。お国の為にお願 いしますノ そして、お祭りがすんでか ら、管して牧田にはいり草を かってきれいにし、水を入れ て平にし、きれいに稲の苗を 植えました。植えてからもた ぴたび見回りをして手入れを よくしました。 すると秋になって見事に稲 がみのり、たくさんのお米が とれたのです。 村の人克ちは、大喜びです。 「訳さん、ありがとう、あり ‾

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