広報かつら No.149 1981(昭和56)年 11月
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鞋(5)讃讃広報かつらl用号湘膵膿約瑚嗣摘牒H瀞嗣閥針路灘獅陳郵相灘離揃那 ㊨㊥㊧㊥ 「出合い」と「友情の輪を求めて」 県教育委員会主催による昭和56年茨城県「高校生の船」は,出合いと友情を求めて,8月18日 から8月22日までの4泊5日の研修に県内300名の高校生が参加。本村からは,3名が参加した。 船内外での共同研修・集団活動を通して,高校生相互の連帯感と郷土愛,社会参加を高め,調 和ある人同形成・たくましい心豊かな青年の育成をめざすもので,今後の活躍が期待されます。 僕は、この高校生の船で、色々と 貴重な体験をしました。中でも忘 れられないのが4日目のことです。 低気庄のせいで海が荒れて、 船がものすごく揺れて9割の人 私はこの夏休み高校生の船に 参加という貴重な体験をしまし た。船上研修で生まれて初めて 船であこがれの北海道に行くこ とができました。私は船旅は初 めてなので船酔いにはずいぶん 第8回茨城県高校生の船は、 メインテーマを〝友情の論〞と 決定し、約三宮人の高校生・聾 学校、・盲学校の仲間達と共に参 加した。 仝4日間の日程で、道南・道 常北高3年 赤 沢 菊地 正人 が酔ってしまったのです。それ で、残った酔ってない人達全員で あの揺れる船の中で看病に飛び 回ったことや、酔った人を励まそ うと先生の作った『思い出Lという 曲を唄い、また今年は聾学校の生 徒が乗っているからこの曲を手話 でも唄うために先生から手話を教 えてもらったこと、そんな、みんな の友情に感激し聾学校の生徒が 悩まされました。それでも北海 道に着くころには船に慣れ、元 気に北海道の土を踏むことがで きました。霧雨が降っていまし たけど……。私が、よかったな と思ったのは、標茶町の勤労青 年との交歓会です。みじかな気 候や生活のこととか現在の職業 (酪農)のこと。 生活に満足している、別になん のためらいもなく職業を選んだ 東の都市を巡った。 しかし、観光が目的の旅では なかった。 船という逃げ場のない、生命 共同体の中で、三宮人以上の仲 間達がいて、いくら苦しぐても 逃げられをい、どんなに嫌いな 人でも避けることのできない、 という条件で、自己との戦いで 待たものは、最高のものであっ たと信じている。 と聞いたこと。私はハッキリそ うはいえません。すごく心に残 りました。私もいつかそうなろ うと思いました。 札幌・函館市内見学、摩周湖 な ったです。たくさんの仲間と知 りあいわずかながら〝友情〞も 芽ばえました。 最後に、高校生の船に参加で きたことに感謝します。 泣いてしまい、何人かの人も一 諸に泣いた時のあの感動。 僕は、あの大揺れのおかげで 大事なものを得ました。 それは、友と助け合いの心とそ して、この高校生の船のメイン テーマでもある『友情の輪Lで す。この船旅は、僕の人生を左 右する一生に一度あるかないか の有意義なずばらしいものでした。 最、〝今の高校生は… と言われるけれど〞共に辛い思 いをした三百人の仲間達は、最 高・最大の宝物です。 この夏は、自分の人生に於い て多大な影響を与えてくれた夏 だったと言えると思います。 そして、僕に、こんなチャン スと仲間を与えてくれた方々に 本当に感謝したいと思います。 マナーを高めて,交通事故による死傷者をなくすため 次の運動を実施します。 (1)子供のとび出しの防止 (2)自転車事故の防止 (3)スピードの出しすぎ,‘酒酔い運転,一時不停止の 防止 ゆっくり走ってみませんか茨奴 桂村交通安全対策協議会 死亡事故抑止緊急対策 交通ルールを守リマナーを高める県民運動 (川/21~ll/20) 本村では,幸いに死者は出ていませんが,交通事故件 数,傷者は増加の傾向にあります。 このため,本村民全てが交通ルールを守り,交通の
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