広報かつら　No.149　1981（昭和56）年　11月

11/12

保険料を納め忘れのままにし ⑳ ※射)嵩護広報かつら11月号謹沌※詳※#※洪舅 有線放送自主番組予定表 (11月分) 刈り採りし蕗の皮剥ぎ老い妻の にこみ 煮込みし味はまことよろしき 櫻 井 嘩 ぶく 雨けぶる新緑の山一幅の 姶にしてみたしとあきづ眺むる 石 井 きぬ子 はい′・有線放送です 今回は、n月10日放送の〝私 国民年金の保険料は 納めましたか 日 曜 番 組 内 容 1 日 2 月 村のアンテナ →週間の行事予定 3 火 文 化 の 日 4 水 みんなの広場 今月のくらしのメモ 5 木 わたしたちの報 岩 船 小 6 金 みのりある農業 今月の農作業のポイント 7 土 話題あれこれ 電波は結ぶ 8 日 9 月 村のアンテナ 一週間の行事予定 10 * マイクの散歩 私の自叙伝 水 みんなの広場 福祉だより 12 木 わたしたちの学校 沢 山 小 13 金 みのりある農業 野きいの土つくり 14 土 話題あれこれ 電波は結ぶ 15 日 16 月 村のアンテナ 一週間の行事予定 17 火 マイクの散歩 日本昔話 18 水 みんなの広場 産姜文化祭のもようについて 19 木 わたしたちの学校 社 中 20 金 みのりある農業 農産物品評会から 21 土 話題あれこれ 電波は結ぶ 22 日 23 月 勤 労 感 謝 の 日 24 火 村のアンテナ 一週間の行事予定 25 水 みんなの広場 駐在所だより 26 木 わたしたちの学校 蛙幼稚園 27 金 みのりある農業 農協だより 28 土 話彦あれこれ 電波は結ぶ 29 日 30 月 話題あれこれ 一ケ月のできごと ておきますと、ノ司がかさんで一 度に納めるのが困難になり、国 民年金から遠ぎかりがちになっ てしまいます。 そうなりますと、将来の老令 むらさきの花房ゆれて咲き匂う ろもせ 万才藻は三首オ秘めつつ 大 森 久 子 人望ありし友は黙して逝き給う 我に化石の門柱残して 小 幡 水 夫 天に富士裾野かすみて春なごみ まぶしきばかり美わしきかな すぎやま 杉 山 みちこ の自叙伝〞をご紹介します。 社会や地域に貢献した人、こ の道ひと筋に活躍した人などを 年金、また、万一のときに障害 年金や母子年金も受けられない ということにもなりますので、 保険料はきちんと納期限内に納 めましょう。 雨止みし朝の若葉の清しかり しっく ふるれば雫光つつ蕗つ 渡 辺 千妙子 山積みの家事のいとまを盗むま よ にちらしの裏に今日も歌詠む 高 堀 よしの 夏の夜にともる街灯冴え梅雨の 技量る柳鮮なりけり 紹介しています。ぜひお聞きく ださい。滴、ご意見、ご要望、 地域の話題をおよせ下さい。 うずを計望(食欲・性欲・集 団欲)などに加えて外側の「新 しい皮質」 の中にひそむ所有欲、 名替欲などの激しい欲望を前頭 葉を中心とする新しい皮質がか ろうじておさえて安定を保って いるのが人間の姿である。 毎朝起きる時、凄床からのは なれぎわにも、食事の時の腹八 分の加減にも、この二つの力の葛 藤がある。また、中学生など 集団の中で恥かしい思いを胸に じっとその場を堪えるのも、逆 に積極的に発言するのも、さか らう力をのりこえたおさえる力 のたくましさによる。 昔からカッとなった時、五つ ゆっくりと数をかぞえよとか、 皿割りの智恵など、興奮した気 持を一時ストップして冷静に考 えるゆとりを教えている。「正」 という字は一たん止まると書く。 また、寅さん映画の緊迫場面 で、「そこまでいっちゃーおしま いだよノというセリフが人間関 係の機微をとらえて印象的であ る。 バイオリン教育で有名な鈴木 先生の著書の中にいつも宿題を 二つ出す話が出ている。ひとつ は勿論、音楽の宿題。もう一つ は、「玄関の靴をキチンと揃える こと。なるべく誰にもわからな いようにやるんですよぃあるい は、「おとうさんの靴をみがいて おくことゾといった宿題である。 この意味するところは、美し い書を出す妨げは我の心であり、 我をなくして弓に奉仕する構え のできた時、美しい音色や技術 が身につくという秘密のようで ある。 学校の宿題も教育ママの課題 も、また塾もすべて第一の宿題 ばかりが多い世相である。ぜひ、 第二の宿題を持ち、他を考えて 毎日さり気なく実践させたい。 家庭生活、学校生活の中での こうした積み重ねが内心に誇り を持ち、自らの心をコントロー ルできるシンの強いたくましい 青少年に育つ基本ではないかと 考える。 (‡巻紹介〉 茨城大学付属教諭、茨城県指 導主事、県教職月一課長等を経 て、現在県教育委月。 脳についての学問と、人の心 ぞ・- について‘の学問を深く研究し造 けい 詣が深い。

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です