広報かつら No.146 1981(昭和56)年 5月
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広報かつら 5月号試薬(¢)求 ト 粟 民主 杉山順子ちゃん四月二〇日生 、㌣山賓・康子さんの要 イタズラが大好き、もう少し でアンヨができます。 正雪・すみ子さんの次男 ぼくは、自転車が大好きです。 つ に なりました ‾‘Y■‾‾〟伽‾●‾‾‾-‾ 笠洩葉 栗団地 所那津子ちゃん四月二十三日生 道彦・美江さんの長女 アンヨもお話しもじょうずに なりました。なつこの一人言、 ■「ブーブ、ニャーニャ、クック」 横倉久子ちゃん四月一 喜三郎・早苗さんの長女 あんよが出来るように なりました。 北方 高久崎 ▲ 1ご野 寺土平 尾又周りく ん 五月二十九日生 勝蔵・さかえさんの三男 さぎく いつも韓かさ才Lているの にお兄ちゃんカす大女子き, 早くいっしょに遊びたいなあ- 『粟の聴のお恵み』 遠い昔の話です。神代のことで す。御手に莱の穂をお持ちにな られた神様が、大杉のほとりに お立ちになりました。神々しい お姿でほの暗い森も明るくなり ました。 村の人たちは、お優し▲いお姿 に心ひかれてお傍近く集まって きました。 神様は、御名を少彦名命(す くなひこなのみこと)と申しま 宅くにぬしのかぇ す。大国主神とお力を合わせて、 国々をお歩きになり、人々に病 を直すことや、田畑を耕すこと をお教えになっていらっしゃっ たのです。 ちょうどこの時、おふたりの ご相談のうえ、道を別れてはる ばる東の国々をお回りになり、 書くにlPrしのみこと この大杉の克とりで、大国主命 をお待ちなされるところです。 けれども、大国主命のお姿はな かなかお見えになりません。 「あ、待つはなかなか辛いもの だね㌔と思わずひとりごとをな されました。 やが羞恥町村人達にお尋ね になりました。 「お前たちは、ふだん何を食べ ているのかねゾ ひとりの若者が答えました。 「野山を狩りして鳥や獣の肉を 食べています〕 ひとりの老人は答えました。 「川へ行って魚を捕えて食べて いますノ 命はにこにこしながら、 「そうか、それはおいしいだろ う。しかし、魚や鳥はいつも とれるものではあるまい。そ んな時は何を食べているのかノ 誰も答える者はありません。 たがいに顔を見合わせているば 郷土に残っている数々の伝説や民 話は,これをかかわりのない現代人 からみれば恐らくは何の関心もない ものでしょうが,郷土の人からみれ ば,懐旧へのしるペであり,童心へ の思慕であー)ます。 今回から郷土に残る伝説や民話を ■ 紹介します。昔母の懐に抱かれし時≡ 言 .……..州.♂ かりです。 やがて命はおっしゃいました。 「食べ物の無い時は困るだろう。 そんな時のために、この実を 土地へ播いておきなさい。や がて芽が出て茎がのびる。そ れをたいせつにそだてるので す。そうすると、こんな美し い実がたくさんできるのだゾ と、収穫や貯蔵の方法から、た いて食べるまでのことを親切に 教えてくださいました。 村人たちは、命の御恩を忘れ ずに、阿波山上神社とお祭り申 し上げ、庭に松の木を植えるこ とをご遠慮申しているとのこと です。 豪産の日 第三日曜日 ◎自然にしたしもう。 野外の季節、心のからだを きたえる ○健康な心とからだ ○家族そろって野に山に ○カとハエの駆除 ○害虫を駆逐する野鳥の保護
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