広報かつら No.140 1980(昭和55)年 9月
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斬閤瀞翻縄鰍獅臆麗路線舶用療闘羅灘闇瀞那開脚網羅広報かつら 9月号泣議(4)墨 社団法人全国交通安全母の全 逓合食主催による、全国交通安 全キャラバン隊が八月三十日桂 村を訪れました。 これは、交通安全思想の普及 を図り交通事故防止に役立てよ うとの趣旨で、全国各地に母親 の手によるキャラバン隊を派遣 し「みんなですすめる交通安全」 『みんなですすめる 交通安全』 をテーマとして、メッセージ伝 達式や交通ミ一一教室などのキヤ ンぺ-ンを展開し、広く地域住 民に交通安全をよぴかけようと するものです。 本村では、役場前でメッセー ジ伝達式が行なわれ、稔理府絵 番長官の交通安全に対するメッ セージを県交通安全母の全会長 から種村長に手渡されました。 これに対し村長は交通事故防止 強化に対する決意表明を行ない、 当決意文(色紙に記載)「交通安 全で、明るい豊かな緑の村に」 を絵理好漁務長官宛、高田会長 に手渡しました。 この㌢ツセージ伝達式には、 警察官、交通安全協会桂支部パ トロール隊員、母の全会員の皆 さんが参列されました。 「温かい志 ありがとうございましたび 東京都練馬区 ′ 佐藤 なりさん 過日、東京の測量菜食の方々 が家族づれで桂村を訪ずれ、自 然環境を満喫して帰られました が、その際、本村の民情のこま やかさと、自然を守って生活を 営んでいる村の人々に感動し、 公民館の図書にでもと、三万円 を寄付されました㌧ /..、】\ 私は、八月十八日-二十二日 までの五日間、第七回茨城県高 校生の船に参加した。研修生は 男女、三一六名。私はこの研修 に、期待と不安を持って参加し た。メーンテーマほ「出会い」。 何事も原点は出会いから始まる ということからだった。 さるびあ丸に乗り込むと、あ の恒例の船酔いが始まった。 第一日日ほ、船上での話し合い のみ。ところが、女子はほとん ど参加できない状態だった。幸 いにも私 は、船酔 いとの出 会いはな かった。 二十四時間ぶりの大地は、北 海道だった。あの感激は船だけ のものだろう。開拓記念館で、 県人会会長のお話を聞いたが、 その中から私が得たことは、人 間に必要なものは、健康と道徳 ということだった。 三日目、標茶青年会との交歓 会だ。土れが北海道の人との初 めての出会いのようだった。こ の人たちほ、小さいころから自 分の生きる遣を決め、それに向 かって努力していた。私たちは 自分の将来について、もっと真 高校生の船に参加し 剣に考え直さなくてはならない と思った。 四日目は、予定がつまりすぎ てあわただしくすぎてゆき、帰 路に着いた。そして、夜のスタ ンツ¢肩を組み、大きな芦で歌 った歌。この時、研修生の心が 一つになった。まるで家族のよ うに……。 帰港式が終わり、みんなが船 を降りてくる。何かが心の底か らわいてくる。涙だった。みん なの目に涙が光る8ありったけ もふかず、いつまでも手をふり ながら……。 私はこの研修で、この出会い で、数多くのものを得た。人を いたわる心、信頼、根情、忍耐。 そして自分の欠点を改め、人の 長所を吸収し、自分自身をふり 返り、自分をつかめたことは、 何よりも大きなことだろ、つ。 私は与えられたこの機会で、 この研修で得たむのを、これか らの生活に十分に生かし、自分 を向上させていきたい。 沢 美代子 の声を出 し、さる ぴあ丸に 別れを告 げた。涙
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