広報かつら No.136 1980(昭和55)年 5月
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郵相繍椚臓嚇揖礪嚇翻描脇翻泌淑摘麗淑般瀞淑路線細 広報かつら 5月号泣黙(ヰ)崇 地籍調香事業は、昭和五十二 年度より着手し、その成果も皆 さんのご協力により順調に進ん でおります。 今年度は、大字北方、高久を 実施することになりました。 この事業は、皆さんの所有す る土地についての全搬的な調査 で村内全域のうち、土地基盤整 備事業の実施地区、計画地区及 び国有林野を除く全域を実施す るもので、村全体で、約三十平 方キロメートル、今年実施する 北方地区は、四・二平方キロメ ートルです。 ◇地籍調査の必要性 現在使用している土地台帳 (登記簿)や、台帳附属地図は、 明治初期に調査されたもので測 量技術や、永年の土地利用等に より現地と合わない個所が多く なっております。そこで、この 有限である土地を合理的、又、 有効的に活用するため、さらに 土地行政の円滑化を計るため等 きわめて広範囲の目的を持っ た基本的、かつ重要な調査な のです。 ◇現地調査について 現地調査を行なう前に皆さん に地籍調査とは、どういうもの なのか、どんな作業をするのか を知っていただくため各部落ご とに説明会を開催いたします。 これは、皆さんにやっていた だくこと、国、村及び村の委託 業者が行なう作業内容の具体的 な説明をいたします。又、この 衛で、この事業の運営に卒先し て協力していただく事業協力員 二名(各部落) の選出の話し合 いも行ないますので必らず出席 して下さい。 現地調査の中には、長狭物調 査と一筆地調査があります。は じめに長狭物調査を行ないます が、長狭物とは、道路(国道、 県道、村道、農道等)水路(用 排水路等)及び河川等を言いま すが、これらの調査は、村が関 係機関の協力を得て、又、協力 員さんの立会いにより境界を決 めて行きます。 ◇一筆地調査について これは、皆さんの所有する全 ての土地(前記除外地区以外) を一筆毎に所有者、地番、地目、 面積、境界等を調べます。なお 各筆界は、土地所有者双方が協 議して決めていただきます。境 界が決まりましたら役場で準備 した木枕を打ち、同時に一筆地 標札をしの、小竹等を利用して 見やすい所に立てていただきま すが、次のことに注意して下さ ヽ Q し 一、土地を合筆する場合 隣♯地であって、地目、所有 者(名儀人)が同じであり、所 有権以外の登記がなく、又、未 登記でない場合は、所有者の希 望により合筆することが出来ま すので、合筆の標示をして下さい。 二、土地を分筆する場合 一筆の土地の中で、地目が異 なる場合、又、同じ地目であっ てもその土地が、溝や垣根等で 区切>ケれている場合、又は傾斜 地の田で畦が特別に大きい場合 は、分筆が出来ます。 三、地目の変更 登記簿の地目と現地の地目が 異なる場合は、現地の地目に訂 正いたします。 四、他人の土地との境界が決ら ない場合 隣人との土地の境界が決らな い時は、部落の協力属さんに相 談して決めていただくことにな りますが、それでも決らない時 は、「筆界未定」として調査し、 新しい図面には、境界線が入り ません。 以上のような手順で地籍調査 事業を実施するわけですが、現 地調査や、測量を行なうため皆 さんの土地に立入ることがあり ますので、その時はよろしく御 協力をおねがいいたします。 尚、地籍調査事業についてご 不審の点がありましたら農政課 地籍係にお問い合せ下さい。 -、 この程北方地内に建設を進め ておりました村営住宅北方団地 が完成いたしました。この住宅 は捻工費五四、三七六千円のう ち簡易保険積立金からの融資二、 六五〇〇千円を受け建設したも のです。 尚、入居者を募集しておりま す。詳しいことは、建設課にお 聞い合せ下さい。 完成した北方団地
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