広報かつら　No.136　1980（昭和55）年　5月

2/10

熱翫齢拍髄脂酢翫粕ほ灘瀞耕郡闊描儀盈滋闘闊描磯野郵齢闇攫広報かつら 5月号耗試(2)操 ・≡昌 潔 ● 椚 ■ 心身ともにいつまでも若々しさを保つ ニコ 休.養の場と 「誰さんほ体の調子が本当に 患いのかな、今日は病院へ釆な いから」 誠に面白く感ずる言葉であり ますが、近頃この様な言葉を聞 くにつけ、単なる冗談であると 片づけられない、深刻な断面が うかがえる現在の世相でありま /′ ′( 昨年秋より建設が進められて いた。「桂村老人福祉センター」 が竣工し、六月オープンの予定 です。皆様方と共に祝福いたし たく存じます。 老人福祉センタⅠは、おとし よりが自ら勉強し、自ら訓練し、 心身ともにいつまでも若々しさ ご▲あいさつ ごあいさつ 種村長 香 贋 木 を保つとともに休養の場として 御利用いただくために建設され た施設です。 湯治場があり皮膚病等に大変効 建設場所であります「錫高野 字揚の沢」には二十年程前まで 能があったと言われております。 センターは建築面積五一四・ 桂村議会議長 廃 木 す。 今日のように、▼生活文化の進 展、老齢人口の増加、世帯の核 家族化、扶養意識の変化など、 老人を取りまく社会環境が複雑 化して釆た為に、老人の暮しの 上に種々の問題が生じてまいり、 もはや老人だけでなく、社会 日舛 全体の問題となって居ります。 この様なときに当り、村に於 て、老人福祉センターが建設さ れ開所の運びに至った事は、誠 に意義深く喜びに耐えない次第 であります。 このセンタⅠは、老人の生活 の相談、健康の増進、教養の向 上、及びレクリエーションの為 の便宜を与、え、そして老人に健 康で明るい生活を営んで戴く事 を目的と致して居ります。 古より萬病に卓効ある霊泉が 湧くと伝えられる、錫高野揚の 沢の地に、地権者の深い御理解 と御協力の下に敷地を求め、国 .一t 二五ぜ、床面積五〇三・二三が の鉄筋コンクリート造りの大変 近代的な建物です。男女別に大 小二つの浴槽があります¢ 小さ い揚槽にはかつての湯治場で使 用していた水を使うことにしま した。この外ステージ、大広間、 事務室、生活相談室、健康相談 室、娯楽図書室、機能回復訓練 室等があります血 迷迎には原則として過三回福 祉バスを運行いたします。後日 運行表を配布いたしますので御 覧の上御利用下さい。将来はさ らに便利になるように検討いた 庫からは多額の助成を戴き、業 者の熱心な設計施行により、立 派に施設が竣工されました。関 係各位の和義力に対し、深く感 謝の意を捧げるものであります。 今後益々設備内容の充実を図 ると共に、運用の妙を十二分に 発揮されます事を、関係役職員 にお願する次第です。 老人各位には、お気軽にこの 施設を充分に御利用なされ、よ 御健康で明るい、そして張り のある人生を送られます事を、 心よりお祈り申し上げる次第で ございます。 します。オープン当初は不馴な点 が多くあると思いますが、所長を 中心に鋭意研究努力して行きます からよろしくお願いいたします。 尚おとしよりの方々の利用に さしつかいない範囲において一 般の方々の御利用が出来るよう にいたします。 終りになりましたが、建設に あたり積極的な御協力をいただ いた地域の方々、用地関係の皆 さん方、難工事と悪天候を克服 し、献身的に工事を進められた 阿久津建設株式会社に対し衷心 より感謝を申し上げます。

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です