広報かつら No.135 1980(昭和55)年 4月
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、b つ 報 広 第135号 昭和55年4月20日(4) ます。まず四月に推進員全員が集 まって、その年度の活動計画を話 し合っています。乏しい予算です ので、大きい皐はできませんが、 協力して効果的に活動することを 第一に考えています。村では、年 間二回の中央研場合とキッチンカ ーによる料理講習があります。そ の時は、キッチンカーに乗り実演 講習を致します。文中央研修会は 経験豊富な先輩を 上阿野沢食改推進員 所 中心に活動してい 私達の住んでいる上阿野沢は、 約八十世帯の小さな集落です。農 貴地域ですが、専業農家は約三判 で、勤めに出ている人が割合に多 い所です。しかL、殆どの家が、 自給出来るだけの水田や自家菜園 を持っており、四季折々の野菜を 栽培しています。 昭和三十九年から五十年まで、 推進員は四人でしたが、五十一年 度には、私達三人 が養成されて加わ り、現むは七人で 部落活動について I)、大変有意義です。尚、講習会 で作った料理を、宇内の寝たきり のお年寄りに届けて喜ばれていま す。 秋には、産業祭を行いますが、 この時に食生活展示会も行われ、 昨年は私達推進員だけでなく推進 員以外の方も、「あいその姿煮」「ふ きのとうの佃煮」などが出品され 村長賞をいただきました。 推進員が、二〜三人参加し、それ を上阿野沢全体に広めるよう、伝 達講習会を開いています。この伝 達論習会は料理の勉強であると同 時に、私達地域の婦人の親睦の会 でもあるわけです。ですから忙し い時でも多数集まり、和やかな雰 囲気の中で料理をし、試食をして います。さらに、保健婦さんを中 心に健康管理の話し合いを行った 毎年行われる健康診断によりま すと、高血圧や主婦の貧血が多い といわれています。そこで、バラ ンスのとれた食生活の大切さを強 調し、紬黄野菜の計画栽培をすす めてきましたが、特にバリウムは 夏から秋にかけて緑黄野菜のきれ るこの時期の食卓に、栄養と色と 昧を添えています。 レバ1や肉類は、買物に出かけ にぐい人のために、 月二回、農協を通 して共同購入して 子 おり、新鮮さと値 段の安さで喜ばれ ております。 食生活の改善は、最終的には、 偶人又は家庭の自覚や努力による ものですが、とりわけ、私達主婦 の責任は大きいと思います。家族 皆が、健康で明るい生活をするこ とができるようにするために、私 たちは、主婦として、又推進員と Lて努力していきたいと思います。 輌坤如除く沢山小〉 うちのおじいさんは、足がわる いので、外には出られません。い つもいすにすわっています。だか らわたし.は、「たいくつだろうなあ」 と思います。 す二しこわいけれど、やさしい ところもあって、わたしたちをか わいがってくれますQ テレビがたのLみで、よくこわ いばんぐみを見ます。そのばんぐ みがおわると「こんどは、めぐみ たちが見ていいよノといって、チ ャンネルをゆずってくれます。 わらう時は、やさしい顔で、ち ょうどほめているようにわらいま 〉 文 わたしのおじいさん 三年 吉田めぐみ 【習字 5年 寺 田 昭 彦 J 図画 4年 所 洋一J す。 おじいさんは、家の中では、ト イレかおふろぐらいしか臼分では 行けないので、かみそりをもって きてあげたり、テレビのスイッチ を入れてあげたり、わたしにでき ることは、いやがらないで、これ からもやってあげようと、思って います竜 ∵

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