広報かつら No.133 1980(昭和55)年 2月
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ヽ 、b つ カ 報 広 号 3 3 1 第 】(3)昭和55年2月20日 お気軽に ご相談ください 村では日常生活の中で おこるいろいろな悩みご と,心配ごとを気軽に相 談できる「心酉己ごと相談 所」を開設しております。 開設日は次のとおりです。 てしまいま す。 今では、 良いことと お正月も過ぎてホッと一息さ れた事と思います。お正月は、 お客様の出入りが多いので台所 を預る主婦にとって、一番大変 な時期ですね。でもその反面、 自分が作った料理が「おいしく できたね」なんて言われたりす ると、お世辞と思っても内心う れしいものです。そして、また 来年も頑張って作ってやろうと 気も早く今からはりきったりし 言えるのか、又悪いことと言え るのか、大変便利になり、加工 食品・インスタント食品などが 都会・田舎と善がなく出まわり、 何でも自由に手軽に食べられる ようにはなりましたがはたして それでいいのだろうかと疑問を 感じてしまいます。自分自身を かえりみても、子供が夕方遊び から帰ってきて「お母さん、お 食生活改善推進員だより 下阿野沢推進員 閑 却 腹がすいたから何か食べるものを ちょうだい」などとせがまれると どうしても、簡単に出来るインス タントラーメンを与えてしまった りします。ただお嫁をさせばでき るわけで、手間がかからないけれ ど、何となく、あじけれく反省し ている私です。人間にとって食べ るということは、ただ腹をいっぱ いにきせればいいというのではな く、それより大切な、母親を中心 とした家族を結ぶ強い絆となるも のでしょう。 またこのごろでは食卓に肉料理 や乳製品、洋菜など、私達の子供 の頃には見られなかったものや、 お祝いごとのあった時とか、来客 があった時でなければ食べられな かったものが、平日の食卓に当然 のように並ぶようになりました。 しかし、昔ながらの豆製品や魚・ 作業の方も忙がしくな り、たいへんでしょう けれど、このこれから の時期こそ、正しい食 生活に気を配る心がけ が必要なのでしょう。 家庭の健康を守るの はお母さんの役員です からがんばって下さい。 米飯など身近なものを 見直す事も大切だと思 います。高価なもの珍 らしいものばかりに眼 をうばわれず、自分の まわりにあり簡単に手 に入れることのできる ものを皆によろこばれ るように、いかに上手 に利用しバランスよく 組み合わせるか、これ は重要なこ とである。 これから いよいよ農 0お問い合わせは 保健厚生課 電話2211 有放316-03 わたしたちの作品 (. (坪 小) )おじいさん 童会 児童会で竹馬大会を計画したと ころ、材料と作り方が問題となり まLた。材料は、PTAで寄付し ていただきました。思っていたよ 〔版画 五年 吉成 康昭 」習字 三年 尾文理恵子 」 りたくさん集って、ぴっくりしま した。作り方は、高令者クラブ( 上梓)の七人のおじいさん達が寒 さにもめげず、校庭でグループご とに教えていただきました。おじ いさん達は、とてもうれしそうに、 竹やきりの木を切ったり、針金を 巻いたりしながら、おじいさん達 の子どもの頃の話を聞かせてくだ さいました。「竹馬の友」という 言葉のあることもわかりました。 約八十人分の竹馬が次々にでき あがりました。学級で三人ぐらい しか乗れなかったのに今では、ほ とんどの人が乗れるようになり、 大会には、おじいさん達にも釆て いただこうと張り切っています。 おばあさんたちもそれを聞いて、 おじいさん達に負けられないとい って、お手玉作りを教えてくださ いました。十人のおばあさんたち をかこんで、私たちは、いっしょ うけんめい教えていただきました。 おばあさんたちの姿は、ふだんと ちがって、とてもいきいきとして いました。作ってから、遊び方や 昔の歌を聞かせてくださいました。 とてもなつかしそうに。 竹馬作りも、お手玉作りも楽し くて、あっという間に時間がたっ てしまったように思います。おじ いさん、おばあさん、これからも 丈夫で長生きして、私達を見守っ ていてください。ほんとうにあり がとうございました。 (児童会)

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