広報かつら No.133 1980(昭和55)年 2月
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第133号 広 報 か つ ら 昭和55年2月20日(2) 自主運営を ふまえた成人式 進められ、成人者 自身が責任と自由 への、より一層の 認識がみなぎって いました。 広木村長は、式 去る一月十五日、 桂村中央公民館に おいて、成人者一 二四名を迎えて成 人式が盛大に挙行 手れました。 当日は、受付・ 会計その他の諸準 備にしても成人者 の手によって自らー!表してぃ⊥款谷けい子さんが謝辞を 述べられ、きらに、成人者全月に 記念品としてナナカマド・記念誌 等が贈られました。 式典終了後、記念撮影・記念植 樹をすませ、立食懇談に入り、中 学恩師や友達となつかしい話に花 を咲かせていました。 成人式運営委月含も今年で二年 目ですが、昨年六月より式典・記 念誌・アトラクションの三部門に わかれて企画・運営され、各部の 成果をめぎして、努力してきまし た。そのお陰で、出席率も高く参 加者一人一人が和やかさ、温かさ に包まれ、参加してよかったと感 激にみちた成人式でした。 なお、本村ではご承知のように 昭和五十二年十二月より新生活運 動を実施いたしておりますので、 来春成人を迎えるご家庭、本人に おかれましても、趣旨をよくご理 解の上、長く着用できる着物や洋 服等、簡素な服装でご参加くださ るようお顧い申し上げます。 辞の中で「響きんは、今日から豊 かな教養と健全な身体とを合わせ 持つところの、いわゆる民主的な 文化人たるべき責任を自覚するこ とが必要」と強調されました。 つづいて、関数曹長あいさつ、 広大議会議長・大森教育委月長より は、晴れの門出を祝福する祝辞を いただき、そのあとで成人者を代 ′/. 成人を迎えて 上阿野沢 長山 透 成人式を迎、え、成人としての自 覚と、自分の言動とに責任をもっ て生活することを心に強く誓いま した。 私は、まだ学生という立場にあ はたちになって 下阿野沢 矢次美智子 成人式を迎、え、私も大人の仲間 入りをすることになりました。し かし、私自身、何も変わらないよ ・嘩L ・.〃■札. うに思います。又、大人になった という実感もわきませんでしたが、 式後日が経つにつれて、コはたちb に1成人Lになったのだから、自 分の行動に責任を持たなくてはな らない。と、思うようになりまし た。しかし、私が、このような気 持ちを持とづと、持つまいと、周 囲からは、成人として見られます。 今までは、親にも社会にも甘えて ばかりの私でしたが、これからは そうはいきません。今までの「心 の甘え」を捨て、厳しい実社会へ と踏み込んでいく心の準備をしな ければなりません。 そういう意味でも、「成人式」 りますので、親は二十オになった 今日でも、すべての面に気を配り、 私が一人前の社会人として立派に 成長していくことを見守ってくれ ております。 それだけに、親は私に望む将来 への期待は大きいものと信じ、「し っかりしなければ」と、自分に言 い聞かせながら、自分に与えられ た現在の学問に努力を惜しまず頑 張っております。 当面は、何時ともあれ、自分の 目標に向って最善を尽くすことで あり、そして自分の望む職業につ くことを念敬し、社会に迷惑をか けることもなく、誇りをもって悔 いのない航海をしたいと思ってお ります。 \ ′ は、人生においての大切な一つの 節だと思います。これを機会に、 これからの自分をはっきり見つめ ながら進んでいきたいと患います。 私達、個々の心境は違っても、 社会の一員であることに違いはあ りません。これからは、それぞれ の分野で、何らかの形で社会に貢 献し、責任と義務を果たしていか なければいけないと思います。又 これまでの二十年間、温かく見守 ってくださった両親や周囲の人々 への感謝を忘れず、いつまでも新 鮮な気持ちで、将来に向かって、 強く歩み続けていきたいと思いま す。 でも、航海途中に安全ばかりが あるわけではないので、どんな苦 しみにも耐えられるところの「根 性」を十分身につけるペく修業中 の身です。 いよいよ社会人として、社会の 荒波に向かって船出するわけです が、何分未熟でありますので、今 後とも、皆様方の温かいご楷導・ ご鞭撞のほどを切にお願いいたし ます。 / l、\

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