広報かつら No.127 1979(昭和54)年 8月
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:7)昭和5蜂8月20日 広 ら つ 報 第127号 一、はじめに 去る七月二十九日・三十日の二 日間、高根山大山寺に於いて開催 した。参加者は、村内各単位子ど も会代表六十五名・高校生会員十 三名。その他単位子ども全役員・ 教育委員会事務局、さらに地元会 員の誠意あるご協力を賜わった。 開会に当たって、関数育長より は、村の代表であるので二日間し っかり学び、各単位子ども会の中 心となって活躍してほしいと励み 〝活動のひとつひとつが 貴重な人生体験″ 種村子ども会幹部講習会 のことばをいただき、桐撮後援会 会長からは、自覚をもって活動し、 これからは.、学習・子ども全行事 等に率先して参加し、今回の体験 をいかしてほしい。また、広木前 高校生会長からは、「ケガ」のな い楽しい二日間でありたい。それ にはきまりを守り協力し合い、真 剣に共にやろうと意欲を示した。 また、尾又係長よりは、代表者 としての心構えと規律ある生活が 肝要であると結ばれた。 ニ、主な活動内容 教育委員会・高校生会との合同 による綿密なる活動計画のもとに 学習活動が展開された。 第一日日は、開会式・珪会議・ 全体ゲーム・キャンプファイヤー・ ベーブサート等(仲間づくり) 第二日日は、朝の集い・水鉄砲 の製作とその実験(創作活動)・ 坐禅と講話等(忍耐修養)・清掃 (奉仕)・反省会・閉会式等。 三、本年度の講習会の特色 幹部講習会の趣旨をふま、え、高 根山大山寺を講習会施設として、 望ましい活動内容の精選のもとに 実施された。大山寺・渡辺真玉先 生より坐禅について学び、子ども 達にとって初めての体験であり、 「心のひきしまりと心のゆるみ」 について体得した。かつ、「しあ わせに生きるためにはこうあるべ きであり…ぃと、童話を交えなが ら講話があり、受講生のひとりひ とりが真剣に学ばれた。 四、反省 一泊二日にわたる本村高校生会 員の誠意と頓極的なご指導、さら には、地元後援会貝のあたたかい ご厚意に心からお礼申し上げる次 第である。なお、高校生をはじめ、 受講生一同、猛暑にもかかわらず 終始没頭し多くの成果を収め、こ となく終了し欣快にたえません。 去る七月十二日、本村校外補導 委員会が開かれ、在学青少年の健 全育成を中心に協議きれ、情報交 換をまじえながら、七月から八月 にかけての補導計画がたてられま した。巡視にあたっては、今回は 特に時間を一定しないで、午前・ 午後の二回に分け、コースも村内 全域にわたって行うことになった わけであります。 このほか、青少年相談員協議会 でも相談員さんが毎月定例会の中 で情報交換・補導の反省・環境浄 化等について具体的な話し合いを もち、計画的に夜間巡視をも続け ております。したがって、今日ま で児童・生徒が毎日を楽しく健全 に送られていることは、子どもた ち個々の自覚とご家庭でのご協力、 そして、青少年関係機関の直接的 なご援助の賜ものであると思いま す。なお、小・中学校にあっては、 子どもたちが長い夏休みを有意義 に過ごすために、どのようにあれ ばよいか、きめ細かい拇導がなさ れ、その指導のもとに児童・生徒 のひとりひとりが、「望ましい生 活設計」をたてられ、規律正しい 生活をなされていることでありま しょう。 青少年の健全育成 をめざして 青少年相談員 氏名 渡辺 真玉 小田部 修 広木 郁夫 加藤木正道 大連 貞夫 鯉渕 勇雄 中井川孝次 皆川 貞一 子どもたちの生活をまとめてみ ると、主として子ども会活動への 参加・水泳二丁レビ視聴・学習・ 家事手伝い等。中学生はこのほか に部活動があって、それぞれ生活 目標をたてられ、そのめあてに努 力され、児童・生徒のひとりひと りが十分自覚をふまえて生活をお くられていることは、まことによ ろこびにたえないところでありま す。 これからも、地域ぐるみで青少 年の健全育成につとめてまいりた い考えでおりますので、皆様のご 協力を切にお囁い申し上げる次第 であります。 住 所 高根二八 下阿野沢七四 粟六六九 孫根八七〇 上坪九〇三 錫高野二二二〇 阿波山九四六 赤沢l一〇
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