広報かつら　No.116　1978（昭和53）年　9月

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ら つ .報 広 第116号 (7)昭和53年9月20日 10、愛宕山大権現 由来伝記 そもそも五十一代平城天皇の御 代、日本開園愛宕山大権現霊現利 生世に稀でこの年大同二年六月山 城平安城に御堂を建立勧請し僧空 海をもって導師となし夷敵退治の ために安置したもので、本尊は地 蔵菩薩にて毎年六月二十四日大祭 を修行す。当日午前十暗までは将 軍地蔵尊と出現し御身に甲胃を着 し御幸には矛を持ちたまうb 午後 四時までは愛宕山大権現町勇猛な 神に化身して出現す。午後十時ま では大聖不動明王と変化出現す。 ゆえに愛宕三社大権現と鎮産尊称 する。これがため毎朝御山神前の 御所詞は火防盗賊除の御祈頑を行 う。又別祈頑の時は武運長久、火 盗消除加持修行す。時に嘉応二年 春三月従五位上信浪守源呂義公京 都より愛宕山肖像を移し正一位愛 宕大権現と官位を賜り、常陸久着 郡久米の里に安置勧請す。ここにお いて源氏家武運長久子孫永昌を祈 願しその後文明六年正月大山孫根 城内に愛宕権現の別社建立し勧請 す。もって武門繁栄子孫長久を祈 瞳村文化財保護審議委員会長.広 木 守治郎 宿するものである。すなわち愛宕 山本社は孫根本城より南に建立安 置す。宮殿金銀七宝の彩色をちり ばめ華麗を極め堂坊社領山林田畑 おびただしくあり別堂所佐久山大 輿(光)寺であった。後日にいた り佐竹家一門一族は愛宕山別杜祭 らざる所はなく大小の社詞勧請し て武運長久を祈り尊崇するもので あった。これより所領の百性信者 の発願によって郷村にも愛宕神社 堂字を建立し現在権現の社は所々 に鎮産しその由釆を尋ねてみれば いずれも佐竹候の一門類族の建立 にして大概五本骨に日の丸を付け たる紋章の幕ありこれみな舌代の 物でその証処である。 文明八年秋八月二十四日 佐久山大輿(光)寺略緑記 10月15日㈲〜10月21日凹まで 皆さん、行政(国や県や市町村 等の役所が扱っている仕事)法律、 困‖りごと相談、国に対する意見、 要望は、左記の行政相談委員に何 時でも気軽にお申し出て下さい。 行政相談委員氏名 小泉 令 行政相談週間 九月十五日は敬老の日です。長 年にわたり社会に貢献されたお年 寄りを敬い、長寿を祝う行事が各 地で催されます。国は、お年寄り や心身障害者など社会的、経済的 に弱い立場にある人に対して、老 齢福祉年金の給付や老人ホーム。 心身障害者の保護施設の拡充など いろいろな福祉施策を行っており ます。 一方、税金の面でもいろいろな 特典が設けられております。 ※お年寄り本人が受けられる特 典 六十五歳以上で、所得余領が一 住所 桂村大字葉九三六 電話三六五五、有放三亭占一 ◎小泉令さんは行政管理庁長官か ら行政相談委員の委嘱を受け、皆 さんからいろいろの相談を受けて 助言したり、関係行政機関(国、 県、市町村の役所)に連絡したり して解決にあたっております。 ◎行政相談週間にあたり皆さんか らの御相談を受けるため次のとお り相談所を開設いたします。この 機会を有効に御利用下さい。(秘 密厳守、無料) 目 時 10月18日PMl時〜川4時 開設場所 桂村役場住民相談室 相談に当る人 小泉 令 お年寄りや障害者と税金 千万円以下の人は所得税を計算す るとき ①老年者控除二十三万円が別に所 得金額から差引かれます。 ②国民年金、厚生年金のような公 的年金や恩給については、老年者 年金特別控除七十八万円か収入金 額から差し引かれます。ですから これらの収入だけの方は、ほかに 給与所得控除や基礎控除が差し引 かれますので、年間百八十万円ま では一所得税がかかりません。 澱 お年寄りを扶養して▼いる人 が受けられる特典 配偶者や扶養親族が七十歳以上 酎凰 故里の家 廣木葉津乃 ○山風は畳の上も吹くからにすわりゐて涼し故里の家 0盆礼の客もとだえて家ひろし畳の上を鬼やんまとぶ ○鬼やんま数ヘリて今は家ぬちまでとぶはまれなり目を見○ひっそりと畳七すわる人の上をとびこえてやんま大きく0蝿をとるしぐさす早き鬼やんま客に釆てすわる人などおそれず ○表口より裏戸へととぶ鬼やんま目におひながら主客誘た○夕日さし入る畳に人はこゑもなくすわりゐてやんまとぶ0ひっそりと縁端にゐるからす猫だきあげて秋の夕空を見る 0手打ちそば好みし母の今はなくて嫌がその味をつぐは嬉しき のときは、一般の配偶者控除や扶 養控除より六万円多い三十五万円 が所得金額から差し引かれます。 無 心身障害者等が 受けられる特典 ①心身に障害のある人、あるいは これらの人を扶養している人の所 得税を計算するときは、障害者控 除として二十三万円(重度の障害 者については三十一万円)が所得 金額から差引かれます。 ②心身障害者施設がテレビやピア ノなどを購入する場合には、手続 をすれば物品税がかかりません。 このほかにも、いろいろな特典 が認められています。 なお詳しいことは税務署、税務 相談室におたずねください。

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